長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

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Nov 27, 2013

塩尻知る知りゼミナール

今日、尻ゼミを開催しました。
ファブリックパネルづくりです。マリメッコなどで人気の高い北欧の布は主にミッドセンチュリーと呼ばれる時代(1950年頃)にデザインされ、最近復刻された布も沢山あります。
ミッドセンチュリーは主にアメリカでの家具や建築などのデザインの時代で直接、北欧とは関係はありませんがナチスに迫害を受けアメリカに渡ったバウハウスのデザイナー達の活躍で工業デザイン全盛時代が花開いたんですよね。
この頃、日本では民芸運動の柳 宗悦さんの「日常のものの中に美を見出す」という思想により日本的な手工芸に着目されました。

アメリカの若者が住宅を求め工業製品が大量に販売された時代。
現代でもノスタルジーを感じるさせるものに意識はなくとも毎日触れている私達日本人です。
例えば先日、塩尻の映画館「フロムイースト」で映画「八月の鯨」を見ましたが往年の大女優の演技と日常に対する愛着、そして美意識は本当の豊かさを伝えてくれるものでした。
またどこか懐かしく手入れのされたインテリアと見晴らし窓を増やす事に毎日葛藤する場面が愛しさを感じるほど素晴らしい映画・・・美とは何か?ですね。

尻ゼミではご参加してくださった方と様々なお話に花が咲き本当に楽しい時間をすごしました。参加頂きありがとうございました。
尻ゼミもオールドフィルムも・・病み付きになりそうです。

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