長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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桜色の季節へ
桜の便りを聞いて飯田まで行って来ました。
約400年前の書院建築 廊下の障子を開ければ
直ぐ眼の先に桜、そして田の準備をする農家が眼下にあります。
400年前もその生活はここに存在していたはずだけど
ただ重要文化財となったこの場所には主は居ない。
住む人のいなくなった「本来住まいという場所」はやはりどこか寂しい。
住み暮らし、花を喜ぶ意図がここでは生きていられないから。
そんなことはもちろん桜自身には関係なさそうですが。