長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
ブログ
BLOG
先日塩尻市のNPO法人「春の小川」さんの新こぶなの家の引き渡しが終わりました。写真は理事さんたちです。
住まいにもいろいろな形がありますが、老若男女、障害の有無関わず安心して暮らせるほっとする家になったと自負しています。それは設計者、建築会社、理事さん、入居者さん、協力者さんたち大勢の力と気持ちがあっての事でした。
本当に気持ちの良い救われる様な「住まい」が完成しました。これからも続編ありますが末永く宜しくお願い致します。
村内の皆さんに
建物が景観に配慮されている事を気に入って頂いたと聞いて
安堵しています。
期待が大きいながら初めてのワイナリー設計監理
東京のオーナーさんとのやりとり、村内の施工業者さんとのやりとり
毎週通っている中で、この景色とひとに
どれだけ癒されことか・・本当に素晴らしい場所です。
年度末になり、不慣れなグループホームの助成金関係の検査と引き渡しが終わり
ワイナリーも年度末の竣工検査になんとか間に合い
ほっとしています。
またワイナリーは醸造エリアが透明ガラスになっています。
上の畑で働く集落の皆様にも内部の様子が見えることや光が漏れて人の様子も解る事などから
安心してもらっています。
2018年 4月21日(土)から4月23日(月)
10時~16時
松本市のお施主さんのご厚意を頂き「HK-FLAT」でオープンハウスを開催します。
眺望の良い変形地を生かし 平屋の住宅にはふたつのテラスとコート、車庫を
雁行するように配置し、それぞれのボリュームの重なりからは外部が見え隠れする
楽しく豊かな空間が生まれています。
また道路からのエントランスにはモルタルの塀を設け視線を気にせず暮らせる家となりました。
併用する店舗はスキップフロアの二階建てほぼスケルトンとなっています。
信州環の住まい助成金を活用しております。
希望の日時、連絡先をsa@studio-aula.net
か時遊館までお送りください。
追って詳細をお送りします。
多くの方にご覧いただきたいと思っています!
家族も多様化し一緒に住む選択も増えています。
別々に生きて来た家族が暮らす家には特別、要望が多く意見の相違もありますしすり合わせしたり調整役になったり年齢でいけば親世帯と子世帯の間くらいだったり親に近い年齢の時もありますし子世帯に近いこともあります。
どちらの悩みも解ります。本当に解る様になってきて良かった。
年齢を重ね、建築家として生きて来た年月と生活者としての視点のふたつの経験が役に立ちます。
男女ペアで良かったと感じることも多いのが二世帯の設計ですね。
エントランス
凪の家のお施主さんは土地探しから事務所に来られました。若いご家族ですから予算も限られている中でしたが塩尻の集落の中の土地と巡り合いました。
周りの環境に恵まれた場所でありながら市街地に近くお隣の家の庭が借景で良い景観を創り出しています。
住宅の計画でも外壁DIY、壁塗りなどなど工務店さんにも協力頂きながら予算調整をしながら進み土地と建物最初の予算内で新築住宅を建てられました。
予算をおさえられたのは、お施主さんの柔軟さとリサーチ力、ものの良さを見抜く力何より固定概念を持たず進んで行く「施主力」の賜物でした。
素材や設備、動線など拘りがあると予算調整は難しいのですが、割り切り方が素晴らしくこちらも勉強させてもらいました。
そして、私たちの事務所「SA-STEPS」を建てた12年前を想いだし原点にある素朴さ、ひとつをふたつに変えることの出来る柔軟性が人には備わっているのかも?と振り返っています。
これからの時代再び、コストをかけず無理をせず暮らす建て方も考えて行きたいと思っています。