長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Jan 08, 2018

撥水材塗布

昨年引き渡しをしたコートハウスで

モールテックスに撥水材を塗布しました。
伸縮性があり割れず水にも耐性があるとの触れ込みで
最近注目されている材料ですが撥水材を塗布せず使うと水染みになってしまいます。
研修に参加することが条件で使う事ができる材料ですが、
最初からその事を研修で伝えて欲しかったかな。
また営業の方は回答も早いのですが、問題に関しての返信は来ませんでした。
海外の商品とはいえ顧客対応力がこれから問われていくことになりそう。
同じ様な機能を持たせるなら(追従性はないですが)モルタル磨きに撥水材という方法もあるので
左官材料は試行錯誤の余地ありです。

Jan 07, 2018

計画中


2018年着工予定 「四季を感じる家」スタディ模型です。

高低差のある敷地を生かしたスキップフロア
住み繋ぐという意味には
家を残すということでなく
場所を生かすということもあるのだと
思います。
この場所で
暮らす意味、受け継がれていく景色や場所への思いは
子供たちに伝わっていくはずです。

Jan 06, 2018

土地探しのリスク



写真は2008年10月に名古屋で撮影した模型写真です。
市街化調整区域にあり土地の農振除外申請許可がおりず他の土地を1年後に無事にみつけることができ結果、実現しなかった住宅です。
Nさんは
2008年春に連絡をいただき純粋に土地探しから関わった初めてのクライアントです。
一緒にいくつかの候補地を見て
高低差がある畑を景観的、利便性も一番気に入り不動産屋さんに(正確には申請を行うのは土地家屋調査士と司法書士)
許可申請を進めてもらっていたと記憶しています。
不動産情報に掲載されていた土地ではありましたが、申請してから
数か月後(半年経過)許可がおりませんでしたとの連絡がありがっかりしたことを覚えています。
この時の不動産やさんはまだ普通の良い不動産さんで
許可がおりたら契約をしましょうとの話でお金の損害は幸いにもありませんでした。
一方昨年は不動産やさんの「資質」を問うべき相談がありました。
農振除外が出来ない田を宅地の金額で売買、契約書には特記事項で売主を守る事項が列記されていました。
案の定、住宅地とはならず購入した方は土地売買の時点で数百万を支払った被害者となってしまいました。
自分を守るのは注意深さと知識です。知り合いの方の紹介、身内の言葉は鵜呑みにせず
土地は購入される前に建築会社さんでも良いですし建築設計事務所にご相談されることを強くお勧めします。
また不動産やさんの個人の資質により、モラルの低さに悩まされる事があります。
(良心的な会社が殆どではありますが・・)
昨年、市街化調整区域での手続きがあり土地を購入した後では
問い合わせをしても対応してもらえず、
仲介をしたにも関わらず売主さんの携帯電話を(売主さんは80代の女性)教えられ
自分で確認する様にと指示されたことがありました。
都市計画法43条関係や農転許可関係は特に注意してください。

2010年 他の敷地に巡り合い無事竣工しました。
名前を土地に対し角度をつけたので
『タンジェント』としたかったのですがなぜか勘違いして「れじぇんと」としてしまった事
若き日の思い出
初告白です。。。

Jan 05, 2018

大人ピアノ

写真は8年前に完成した住宅の手摺です。

娘さん二人の為にピアノとバイオリン室を設け階段手すりは♪音符でデザインしました。
この家の子供さんが成人を迎えた便りを見て月日の流れを実感し
私はと言えば遅ればせながら大人のピアノをはじめてみました。
直ぐに飽きるかと思いきや意外なことに毎日楽しく弾いています。
人と建築と向き合うことしかしてこなかった近頃ですが
自分に向き合いながら
指の動きが日々進歩する事や
出来なかったことが目に見えて出来るようになることに感動を覚え
また違う視点から努力へのアプローチを考える様になったことが収穫でした。
今は小学生の為のギロックの曲を弾いているので
憧れのショパンやJAZZが弾けるようになるには5年くらいかかりそうですが
良い気分転換になっています。

Jan 04, 2018

仕事初め


2016.12 伊勢神宮にて

年齢にたがわず、昨年までの数年間は暮れもお正月も九州の亡き父母や塩尻の実家の事もあり

年賀状に気が回らずにいました。
自営業でありながらお世話になった方々に年に一度のお礼状も差し上げずにいましたが
それでも送ってくださる便りを見ると本当に嬉しくてたまりません!!
また
子供たちの活躍、美しく成長した娘さんなど家族写真があることも感無量でとても嬉しく二人で見ています。
打ち合わせでは
子育て事情や最近の流行、以前はプリキュア、妖怪ウォッチなど共有できるので、コミックを読んだり子供たちに「ぶつ」をみせてもらったりして
楽しく調査していました。
新しい家族が増えたお便りそして建築中にも新しい家族が!のお知らせが6件もあり少子化の実感がありません。
それは家を建てる行為がエネルギーを生むことそしてエネルギーのある家族が家を持つからかと勝手に解釈しています。
一方で自分たちに代表される家族
二人で生きていくことも素敵です。
時代に追従する様に、私の実家も兄弟が跡を継ぐこともなく
これから先は実家をどうするのか?
も含め子供のいない世帯で家の在り方にしっかりと向き合っていきたいと
考えています。
同じ悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
楽しく発展的に考えて行きたいテーマです。

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