長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Aug 22, 2017

仕上げ工事中

コートに植栽が入りました。
タイル張りの中庭空間に一本
南の高さを抑え、西日を遮り、道路からの視線をよける株立ちのシャラ
周囲の空気がまるで違います。

いつもの三楽さんらしい仕事です。

最近、怒ってもへそ曲げてもなんだか解りあえるようになって来た
貴重な
ありがたい相棒のひとり


















エントランスに絡めて水回りからの一本の光
そして影のある玄関ホール


壁匠トーワの荒壁掻き落とし
質感と塊感があり、箱形状の建築を
際立たせてくれます。
幾度も詳細を練り考えだした形態と
丹精込めてつくられたものは普遍的な美しさを放ち
まちの財産となってくれそうです。
この9か月粘り強く
人の手が重なり続けてきて完成を迎える住宅
時間や手間がかかっても
つくり手の顔が見えるものに価値を見出してくれるお施主さんに(貴重な貴重な存在)
感謝の気持ちでいっぱいです。
雪の降る12月に確か着工したのでした(遠い目)
注文住宅は特に時間のスケールがメーカーさんと違います。
腰を据える、一緒に作り上げていく、そして紆余曲折に耐えられる精神力も含めて
ある「覚悟」が必要だとおもう。
完成が本当に楽しみです。

Aug 22, 2017

軒下空間

北アルプスの山々の移り変わりを生活の中に取り込める空間
そんな一番大切な景色がダイニングの西に位置するので長い庇を設けました。

かわいいHUUちゃん
昆虫に夢中(でも触れない (笑))
だから外で遊べる秘密基地になればと思っています。

Aug 21, 2017

手で練れ


マンションリノベ―ション  ・・腱鞘炎で

シーラーから6回重ねて自分でも久しぶりに抽象を描いた気持ちに。
若者がいてくれてよかった夏です。
「二世帯の」庭との関係性などを確認するために1/50の内部を製作
手が震えてうまく切れないな・・と思いながらスタディする楽しさ、大切さを実感する時間
今年の夏はハード過ぎ 二人ともやつれました?という声もすこし・・
食べることも寝ることも中途半端な日常がもはや当たり前ですが
若くないので秋は少しゆっくり考える時間を創ろうと思います。
思考と手の動きを一致させることで見えてくる何かを信じて
この半年で私たちどれほど打たれ強くなってきたんでしょうか。
一昨年と比べれば甘さが抜けたというか能天気ではいられない!という状態になっています。
思考とディティールそして
大胆に先を考え原点に立ち返るその「何か」を常に意識していけばぶれないはずが、デティ―ルに拘りすぎると見えなくなるものがあり
人生には明るさと暗さがあるのが宿命であるのだから、楽しさも苦しさも乗り越える両面から家は寄り添う場所であるはず。
避けて来たことが実は一番重要だったり、避けていたために亀裂が入ることもあります。
しかし雨降って地固まるという通り
子供を叱ったり、お互いとことん言いあったりそんな時間を今までもこれからも共有していきましょう。
今年のハードさは正に修行か?来年まで続く様子です。
しかし生きている実感あり〼。

Aug 21, 2017

塗装、左官工事

松本市のコートハウス
内に向かう開口FIXのガラスが入り内外装左官工事中です。

Aug 18, 2017

ゆたかな人生を

日々、研鑽し葛藤し心情をくみ、過去をふりかえり
仕事と人生がひとつの重なる道であり
それが建築に関わるものの使命です。


今一度理想を語ることをやめないで行こうと
歩むことを恐れないように行こうと思っています。
ありがとうございました。

建築家 柳澤 孝彦さんへ



PAGE TOP