長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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松本市のコートハウス
内に向かう開口FIXのガラスが入り内外装左官工事中です。
日々、研鑽し葛藤し心情をくみ、過去をふりかえり仕事と人生がひとつの重なる道でありそれが建築に関わるものの使命です。
今一度理想を語ることをやめないで行こうと歩むことを恐れないように行こうと思っています。ありがとうございました。
建築家 柳澤 孝彦さんへ
古い家屋を解体し新築した時に
今まで出会えなかった景色に出会い感激される事がよくあります。
暮らして来た場所の素晴らしさを再発見し地域への愛着も増していく
家だけでなく、庭とランドスケープと調和しやがて風景となっていく建築をつくりたい。
Studio aulaの名前の意図でもあり
予算が少なくても木々を植え、愛でる気持ちを大切にして欲しいと思っています。
私たちには
長野県のどこにいても向かえ入れようと意図すれば日常的に手に入る四季折々の風景が近くにあります。
景色の移り変わりを感じて過ごすこと
家を建てる主題と考えています。
続:キッチンの話
動線がキッチンで交差することを避けたい時
料理に拘りのある場合
独立したキッチンを要望されることも多くあります。
またくつろぎを優先させたいとしたら
キッチンは少しクローズさせて動線が交差しない位置に配置し
リビングを庭や眺望を考えて配置します。
使い勝手だけでなく、景色や庭を楽しむことや今までと違うゆっくりとした空間や時間は
日常に翻弄されるいろいろな気持ちを落ち着かせてくれます。
機能性を重視した既製品のキッチンを使う時には壁を立ち上げて手元を隠します。
その場合、レンジフード側の壁は天井まで立ち上げる事も多い
仕事をしながら家事を完璧にすることはなかなか難しいのでお掃除のしやすさを考えたキッチンです。
繭玉の家
伊那のくるむ家
リビング入りでキッチンを空間の象徴として配置
持っている食器や調理器具もオブジェの様に見せています。
個性的でありステンレスの天板は一枚の無垢のステンレス
あれもこれもとなりがちですが
良い空間は潔さから成り立つものですね。