長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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仕上げ工事中、松本市のコートハウス趣味の部屋から中庭を介しリビングが見えます。
夜はリビングからライトアップしたバイクが見えます。

今日は
高山村でプロジェクトの予算調整数回目
なかなか予算と広さの折り合いがつかず苦心しております。
高山村プロジェクトは
完成するまで詳細をアップできず残念ですが、小さな醸造施設を計画し来月着工予定で進んでいます。

朝から初めての塗装やさんが来るので安曇野の現場に行きその後帰りに村井の現場に寄りほっと一息です。
現場にはいつも行きたい衝動にかられます。本当はずっと一日居て出来ていく様子を確認していたい。
それだけ実際に現場は楽しい!本当に楽しいんです。
けれど現実を見ると辛い見積もり調整をしなくてはならない・・・
塩尻市中西条で基礎工事中
新築には借り入れ、返済の適年齢があります。
大規模リノベーションにも体力的な適齢期があり
年齢を重ねた場合、住み替えか介護のための手摺、模様替え程度をお勧めしたいと思います。
「断捨離」
荷物整理の良い機会だと思いますが
割り切りや捨てることが出来なくなってしまうこと
荷物を移動するだけでも大変なこと
まして現場では想定外の出来事が当たり前の様にいろいろとおこります。
「次々とおこる想定外のことに耐えられる」
「工期延長に寛容」
「DIYを楽しむこと」
コートに植栽が入りました。タイル張りの中庭空間に一本南の高さを抑え、西日を遮り、道路からの視線をよける株立ちのシャラ周囲の空気がまるで違います。
いつもの三楽さんらしい仕事です。
最近、怒ってもへそ曲げてもなんだか解りあえるようになって来た貴重なありがたい相棒のひとり
エントランスに絡めて水回りからの一本の光そして影のある玄関ホール
壁匠トーワの荒壁掻き落とし
質感と塊感があり、箱形状の建築を
際立たせてくれます。
幾度も詳細を練り考えだした形態と
丹精込めてつくられたものは普遍的な美しさを放ち
まちの財産となってくれそうです。
この9か月粘り強く
人の手が重なり続けてきて完成を迎える住宅
時間や手間がかかっても
つくり手の顔が見えるものに価値を見出してくれるお施主さんに(貴重な貴重な存在)
感謝の気持ちでいっぱいです。
雪の降る12月に確か着工したのでした(遠い目)
注文住宅は特に時間のスケールがメーカーさんと違います。
腰を据える、一緒に作り上げていく、そして紆余曲折に耐えられる精神力も含めて
ある「覚悟」が必要だとおもう。
完成が本当に楽しみです。

北アルプスの山々の移り変わりを生活の中に取り込める空間そんな一番大切な景色がダイニングの西に位置するので長い庇を設けました。
かわいいHUUちゃん昆虫に夢中(でも触れない (笑))
だから外で遊べる秘密基地になればと思っています。
