長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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一週間で完成度の高い模型が出来上がりました。
オープンデスクは建築を学ぶ学生にとっても小さな事務所にとっても
メリットがあります。
なるべく学生の今後の糧になる様に真剣に向き合っています。
敷地に対しての考え方や模型のバリエーションを増やしたり、感じたことを素直にやりとりしながら完成度をあげるべく要求を細部まで行います。
10年経過したモンステラは株分けをして、7個になり、変わった多肉植物を育ててみようと思い立ち手にしてみれば水やりが1か月に一度とかでびっくり。ただ日向が好きな植物と日影が好きな植物はそれなりの居場所に置かなては、やはり枯れてしまいます。
不思議なもので、なんとなくぎこちなかった私達の4層スキップフロアでの暮らしが10年経過してみたらこの事務所のあり様は自分たちの身の丈にあった暮らしそのものの様に感じます。これからの10年もこのスペースで暮らせるように朝の運動、野菜中心の生活、血圧も体調も万全に少々太り気味ではありますが、この生活を出来る限りこのスキップフロアの事務所で数十年、続けていきたいと思っています。
間仕切りのない小さな家と事務所はスキップフロアで行ったり来たり好きなもの、本、植物で雑然ともしてますが本当に居心地の良いスペースです。猫もきままにあそび、好きな場所で寛いでいる姿がどこからでも見えるし猫たちが私を見つけて一目散に駆け寄ってくる、そして柱を昇って目くらまししていく。こんな楽しい生活があるなんて、小さな頃に暮らした田の字の家では想像もつきませんでした。
改めて空間の遊びを受け止める力を人は持っていると思います。
松本市で計画中の平屋です。オープンデスクの学生制作 スタディ模型
平屋に暮らすメリットは外との付き合い方が濃密になることです。敷地全体を取り込み、閉じられたスペースと開かれる場所を想定し周辺調査を行いました。
隣の住宅の窓の位置、庭との関係、設備や四季折々の光と風の方向についても周辺模型を創れば綿密に検討できます。南の家の北開口はコートハウスに暮らしてみるととても気になるものです。庇の高さ、樹木、格子、その他の方法でロールスクリーンを下さずに暮らすことを想定し検討していきます。
お盆休みは実家で新盆を済ませて京都に寄って帰って来ました。
旧友と再会し大原の友人宅へ宿泊
夜遅くまで楽しい時間を過ごしてきました。
波板DIYで創られたCaféから、アングラ居酒屋、下鴨神社の古本市まで
そして修学旅行以来の三十三間堂も堪能し多種多様な京都を満喫できました。
それにしても、「塩尻」に居ると迷う事ばかりの真面目な私達ですが、ゆっくりと生活を楽しみながら暮らす
そして自分で作ってみる~というそんな暮らしも良いものです。
資本主義に生きる時代の過渡期にあって、価値観を見直しながらどう生きていくのが良いのか?
少しだけ解った気がします。
ともあれ人生では常に迷うことが価値のある事と実感し、仕事では迷わず
日々楽しく進んでいきます。
今年は友人からのお仕事や呼びかけも貰うので楽しい人に逢うことをもっと増やしていきたいなぁ~
雑誌MODERNLIVINGに外壁塗料メーカー
プラネットカラーさんの広告として武川の家が掲載されています。
是非ご覧になってみてください。