長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Sep 09, 2015

エントランス

今年の冬に竣工したひろがるいえのエントランス

お施主さんは個性的なクリエイターで
解りあうまでには当然時間もかかります。でも心の中ではずっと解っている部分があると感じていました。
それがこのエントランス

ちょっとした解りにくさやあやしさや
時に線を隠して静かな主張のある玄関の形はとても「らしさ」を持っています。

いろいろと苦労はしても、自分の納得のいく形で進めようとするお施主さんと進めていく仕事はとても楽しく手元には図面と写真しか残らないですが良い人生をその家の中で過ごしていただくことが生きがいやりがいとなっています。

まちづくり活動も同じです。
これからの未来の方向性は誰にも確かなことはわかりません。
今までの成功事例が通用するような状況でない中でよりエコノミックリアリティーが求められていきます。まわりにも自費でオフィスを改修しみんなの縁側をつくろうと頑張っているグループもいます!

一緒にがんばりましょう!

Sep 08, 2015

改めて時間の流れをおもう

事務所を開設して初めて問い合わせをいただいたお施主さん。
茅野市のMさん
光が舞うように遊ぶ子供たち、お兄ちゃんは中学生となり将来の進路を考える年代になり声変わりも….
下の双子くんは小学校6年生で研究熱心で主張もしっかりできている。そこでひと続きだったスペースはそれぞれの間仕切りをつけることになり夕べ何度目かの打ち合わせ、そしてヘルシーな夕飯をごちそうになりました。

私たちが住宅を設計させて頂いて幸福感や達成感を感じる時は正にそんな時間です。
どんな立派な構想を練っていてもそこに暮らしやひとが居なければ何もおこらない。
その場所でどう地域とつながりどんな人生を歩いていくのか。それと向き合って実感した時にこそ私たちが仕事に取り組んだ意味があるというものです。

改めてひとそして会話を通してつくることを大切にしていきたいと思った時間です。

Sep 07, 2015

集落の社

松本市の美しく生まれると書いてみしょうの家です。10月にオープンハウスを開催できたらと考えています。
ご実家の畑を造成しました。敷地には社に続く小さな参道がありこの社を心の糧にお参りを続けてこられた集落の方もいることと思います。
こんな大切な場所を生かす様にボリュームを抑えた切妻屋根の外観の住宅です。
プランはシンプル、使い勝手を優先にお施主さんの要望に寄り添うように考えました。

ご実家では他にも候補地をお持ちだったですが、建築可能場所は限られますので
今度こそ!という思いで私たちのオープンハウスにお越し頂きました。

スタジオアウラはご実家の田畑やご両親との関係を再構築、楽しいお父さんとも仲良く!そんな計画を得意としています!
それはふたりで(凸凹夫婦)でそれぞれの立場を思いやり計画に寄りそうという強みがあるからです。

押す人と引く人、主張する人と包み込むひと
客観性という部分ではご家族では埒があかないことも私たちにお任せください!

Sep 05, 2015

木工事中です。

ご実家の蚕屋跡に建築中の還る家 木工事中です。

最近私たちの事務所の特徴のひとつに既存集落の中で敷地と向き合うこと、家族の関係性と向き合うことがあげられます。

ご両親の敷地の横に還る、原点に還る、日本という私たちに流れるマインドに還るなどいろいろな意味が込められた還る家も様々な関係性を再構築し整理整頓をしながら現場も進んでいます。

ご実家に限らず分譲地ではない場所を選択することは今の時代にあってとても貴重なことですが、例えば既存家屋を解体し新しく住まいを建てることは様々な要素を考え合わせながらの計画になりますのでひとつひとつ疑問を丁寧に解決していくことが大切ですね。

Aug 28, 2015

ホームページ更新しました。

久しぶりにホームページを更新しました。
私たちはリノベーションやまちづくりでも庭やみどりとつながる場所を目指します。

最近は古い空き家や味のある建物をリノベーションするという相談が増えました。
比較的とっかかり易く誰でも施工できるものと思われがちですが個人で使う場所は個人の責任の部分も多く安全性を改めて考えさせられます。

また不特定多数の人が使って多くの時間を過ごす場所であれば
消防法、保健所の許可と建築基準法を考慮する事が不可欠であり容易ではありません。

リノベーションがお祭りの様にそして皆を巻き込む事で、建築を知る人が関わる物件とそうでない物件の見極めが大切だと感じる日々です。
まず建築当時の基準法に適合している建物だったのか?
更に耐震性や安全性を考慮して資格者が関わっていくことが重要だと改めて感じています。

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