長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Apr 07, 2015

新月へ

昨年より民間まちづくり事業組合をたちあげ四苦八苦しながら、いろいろな人にお世話になり
漸く一件目のミミ―雑貨店が4月18日に仮オープンを迎えます。
偶然にも翌19日は新月です。何かが始まる予感がします。

何故大門でまちと関わるのか?色々な方に聞かれますが
それは「記憶」があるからだと思います。
記憶って特定される場所によるものではなく行為そのものの事ですね。

昨日、高校時代からの親友たちとお花見に行きました。
全く気が付かないで仕事でお付き合いしている女性が実は高校時代他のクラスだったこと
そしていつも親友の一人と仲良くしていて私も何度も逢っていたことを
最近になり知ったんですが、彼女の事を中々思い出せずにいました。

「まっこさん」
彼女のニックネーム。
昨日、この一言で高校時代の彼女の顔やしくさや服装などを鮮明に思いだした事が
とても不思議でした。
そして
~人の記憶は五感全部で作られていくもの~
そう強く認識した出来事でした。

まちについて
まちで暮らす、買い物をする。過ごす。
その記憶は建築などの静止画によるものだけではなく、香り、おと、行為、そしてふれあいなど
ありとあらゆる事柄から私達のからだとこころの中に引き継がれていきます。

私に限らずひとがまちと関わり
まちで人と会うそしてふれあう事はひとつの創造行為。

月の満ち欠けの様に太陽と月が重なり満たされて新しい月が生まれていく。
それが生きているまち。
生命の躍動そのものを感じる場所がまちなんですね。

Apr 06, 2015

造成前の地縄

松本市です。
いつの間にか松本の桜が満開!
今日は友人たちとアルプス公園に行ってぷちお花見をして来ました。

塩尻はもうひといきといった感じですが例年よりも早いです。
昨年は油断したら3月に大雪で本当に皆さん苦労されましたね。

今年の桜は一気に咲き
もう少し楽しみたい気持ちでふつふつとしています。
人って我儘なものです。

ご実家の田と畑に念願の住宅が着工します。こちらも市街化調整区域にあたるので
様々な手続き費用と時間がかかっていますが
それ以上に親の敷地はありがたいものです!

Apr 04, 2015

平屋の住まい

昨年、塩尻で竣工した住宅です。
実家の田を造成しました。

ご相談にお越しくださったのは
まだ土地もあちらの畑にしようかこちらの田にしようか?
それとも・・・そんな
検討もつかない状態で迷いに迷われている状態

一番良かったのは造成前にご相談頂いたことです。
子供部屋もコリドーを介してリビングとツナガル
そんな家になりました。

Apr 01, 2015

解体終了しました。

還る家で実家のお隣に建っていた蚕屋の解体がおわったので
地縄を出してみました。

敷地内には梅の木もありゆっくりとした時間の流れる場所です。
ご両親にも配置を確認頂いて
地盤調査を行います。

解体後の地面は表面は柔らかく掘り下げた方が有利。
敷地内の高低差を利用した1.5層、将来は母屋と繋ぐ計画としています。

空き家問題がクローズアップされる時代にあり
ご実家の敷地内の計画が続いていますのでこちらも長くおつきあいさせて
頂きたいと思って居ます。

Mar 31, 2015

母屋のお隣りで暮らす

実家のお隣に小さな家を建てて暮らす。
そんな方が増えています。

資金的にも有利で
親の老後も一緒に過ごせるのでとても良い事だと思います。

おまけに景色も良ければなお良しです。

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