長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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現在も施主さんが試行錯誤中でまだ庭は未完成
過去の写真を見ていたら昨年竣工した「思草のコートハウス」のプロセスとなるファーストプランのエスキス時の写真がありました。日付は2012年の4月。
それから1年半後・・・
竣工時のかたちは庭を南と北にとるH型のコートハウス、道路側に開口は設けずハイサイドライトから光を取り込み、平面系はシンプルにまとまりました。
しかし最初のプランまでの試行錯誤は見ての通り全く異なる形から始まっています。
お施主さんの要望と敷地条件、予算、耐久性などを考えながらいくつもの過程を経て初めてお施主さんに提示。
その際に歓喜して頂く時ほど嬉しい事はありません。明日への糧ですね。
さて、下のエスキス写真を見ると最初はハコを3つ繋げるとか、ギャラリーを兼ねたキャノピーとか自由に発想していたことが解ります。予算はとても大切、お施主さんの要望ももちろんとても大切に考えています。が
こうした自由な発想を大切に私達から見て一番良い暮らしが出来る、そして夢を実現して行く喜びと共に新しい生活を迎える家。
それが目指す処です。
もちろん「みどり建築」は欠かせないスタジオアウラです。
塩尻の母屋のお隣に建築中の現場で現場打ち合わせ
隔週平日休みのあるお施主さんです。
現場はやはり肌寒いですが大工さんにはちょうど良い陽気。
床貼り中ですがお茶の時間にお邪魔しています。
夕べは塩尻ゼミナールの幹事?会の会合
何故か商店の仕組みが日本の縮図の様で商店主からの話が楽しいので
参加させてもらっています。
会計監査係になりました。
6月と言うのに35度とか一雨来たら肌寒いとか寒暖の差が激しく体調管理も大変です。
庭の緑は本当に正直です。
日陰に植えた植物も陽を求めて同じ方向に向かって行くし
過酷な状況にあれば生育が芳しくない。
以前は観葉植物さえ枯らしてしまった私ですが、よく観察して植物のご機嫌を伺うという事が少しだけ解ってきました。
暑い日は「水をくれ~」と言ってますよね。日陰が少し欲しいとかも言うしツル物は見る見るうちに腕を延ばし生きている事を主張してくれる。
ありがたい緑たちからエネルギーをもらう事が多い。
みどり建築は道しるべ。
塩尻市にて施工中の「みちゆきのコートハウス」お施主さんのご厚意を頂きOPENHOUSEを開催致します。
当日は塩尻市塩嶺のギャラリーガレFさんによる手作り小物、椅子も
併せてお楽しみ頂けます。
日時:7月20日(日)10時~17時
見学を希望される方はsa@studio-aula.net
メールにて予約をお願い致します。
住宅は市街化調整区域の既存集落地域にあります。既存の母屋の隣に寄り添うように計画したコートハウスは
お互いに気兼ねなく過ごせる様にコートの庭を緩衝帯として考えました。
敷地内には既存倉庫、車庫もあり、パブリックスペースを他よりも一段上げる事で
限られた景色を取り込んでいます。
想像以上に車庫の屋根越しの緑や2階から望む北アルプスの山並みが楽しめます。
武川の家、大工さんが他の現場の仕上げ中で抜けています。
今年も厚い夏になりそうで現場の職人さんは大変です。
松本市の田園地帯の住宅、設計監理契約を結んで頂きました。
市街化調整区域の為、農地転用申請などで時間がかかる事もあり来年の春、着工予定で進みます。