長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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お店のカウンターの壁はレトロ風不燃材料を貼り少し可愛いかたちです。
茅野で木工事が完了しました。
塩尻の母屋の隣に上棟中です。
普段は緩やかな屋根が多いのですが
珍しくとがってます。
1.5層で全体の高さはおさえ生活道路から見える南北に長い敷地の
利点を生かすように考えました。
市街化調整区域には家が建てられる場所と難しい場所とありますが
ここは農村集落地域。
建築を建てる視点からはマイナスイメージが沸く場所ですが、周辺を歩いてみると人間の都合とは裏腹に
田畑や農業用倉庫に囲まれた集落はのどかで植生も豊か、鎮守の森や農業景観が守られほっと安らげる場所です。
こんな場所にいつかは住みたい!
暮らしたい!
やはり市街化調整区域は必要な線引きだという思いの方が日に日に強くなって居ます。
母屋からのツナガリは石段から直ぐの場所に土間を設けています。
また東に平屋の部分を設け子供室から母屋と視線で繋がります。
長野で「りんごの里のリノベーション」打ち合わせの後で
長野市門前でリノベーションが進行中の場所、まずはカフェがOPENした「新小路」に寄ってみました。
倉庫と土蔵の複合体はとても無力的。
長野には小路を行く楽しみがある。
こうした小路は曲がったら何があるだろうというわくわくした気持ちに応える場所が突然出現してくれます。
古くても主張のある建物たちと
そこを取り巻く人と人、そして時
かつての問屋街の独特の奥行き感とそこでしかない雑然とした空気、
意外性を共有出来る喜びを感じた。
もっともっと先まで行ってみたい。時間をかけて歩きたい。
そんな気持ちになるのは
歴史が重複する場所だからですね。
近くにあるものを大切にしたい気持ちにもなります。
塩尻で農転申請で漸く晴れの日を迎える現場です。
朝、8時に隅出しに行ってから池田→安曇野→再度塩尻
気になる事は必ず再確認する。
現場への執念が凄いのが特徴:写真は考え中のひと。
身内ながらほれぼれします(;)
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木工事が完了し施主施工を存分に始めるお施主さん
この日が来ることを心待ちにしてくれていたみたいです。
まずはデッキ材の塗装から始まり外壁2回目、バルコニー塗装、内部塗装、壁塗りと好んで施主施工のフルバージョン。
ホント逞しく面白い施主さん