長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
ブログ
BLOG
昭和時代の別荘は何もかも現在の考えと
耐震も機能性も異なります。
基礎を打ち
構造補強もしながら現場で大工さんが手加工してくれています。
必ずどちらかに倒れがありますがここでは
-
8センチ
屋根も大きくなりますが母屋を生かすので補強方法を現場で大工さんと検討しました。
茅野市で自然の起伏に添った計画
造成もコンセプト通り進んで来ました。
標高1000mを超えると凍結震度が深く
基礎工事もこれからですが慎重に。
宮田村で「ONDA]平屋の住まい引渡しでした。
バイクと車の好きな施主さん オーバースライダー付の車庫
と周辺集落の添った低く軒を揃えた伸びやかなPLANです。
土地探しから農振除外を経て
約3年長いおつきあいでした。
敷地にゆとりがあり家の裏側でありながら南に向けて設置したSOLAヒーターは
朝から70℃を超えて給湯では電気代も灯油代も節約できます。
暖房はエアコンと
床下放熱器を設置した住まい
断熱等級6を超え G2レベル SOLAヒーターまで計算に含めるとBEIは0.6以下となりました。
初期費用はかかりますが維持費は抑えることを目標に先行投資という
考えで機能素材に拘りのある施主さんです。
住まいした後のお話しを聞くことも楽しみにしています。
昨年から今年は
その敷地や場所ならではの特徴を解決する
様々なプロセスを共にし創っています。
時に驚く様な
未知のこともありますが過程を共に
解りあい関係が深くなる気がします。
リノベーションから新築へと順調に進み
昨日は位置の確認をしました。
素晴らしい眺望を生かす
それに尽きます。
岡谷市では古い擁壁を撤去し新しい擁壁を創っています。
土木は利他への愛と内藤さんが著書で書かれていたように
地域や隣地への配慮と安全を確保する為の工事です。
長い目で考えると施主さんやご近所に重要なインフラの更新ではありますが
費用面や敷地境界のことなど
ご理解あって順調に進みました。
インフラの更新は一見すると解りにくい部分
建築設計事務所であれば時間をかけて敷地の状況を把握し
検討していくことができます。
問題点を解決していくプロセスを経て工事を進め
この先40年以上の安全が担保出来ました。