長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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池田町の現場「生まれる家」の材料検査は須坂のプレカット工場にて。
柱は木曽ひのき、家の中心になるキッチン横の柱は綺麗な無節を用意して頂き木曽にゆかりのある施主さんもほっこり大喜びで、明日は構造用合板の施主塗装を行い来週末には上棟します。
スキルのあるお施主さん 施主施工を楽しみに合板塗り、内部壁塗り、床塗り、外部板材塗装まで行う予定で準備万端の様子。
いよいよ楽しみになってきましたね。
昨年、竣工した「緑を紡ぐ人の家」でもお施主さんが頑張りました。
自営業が忙しい合間をぬって、上棟後の外壁レッドシーダー塗り、完成近くに内部塗装と、辛抱強く検討を重ねた内部塗装のエゴマは、住まわれた後でも味わい深さが増し結果OKでした。
アウラ事務所で代々続く逞しいお父さん達大活躍。
今年最初の見学会をお施主さんのご厚意を頂き開催致します。
※詳しい場所情報は内覧をご希望の方へ後日ご連絡させて頂きます。
日時:2014年 3月23日(日) 10時~16時
場所:塩尻市 育むコリドー
スタジオアウラの建築に興味をもたれた方どなたでもご覧いただけます。
予約制となっておりますので、見学をご希望の方は「見学希望」と書いてsa@studio-aula.netまでメールして下さい。
折り返し詳しい場所等の情報をご案内させて頂きます。
塩尻市 育むコリドー 現場の様子はブログにて。
概要:実家の田を造成した敷地で子供たちが育つ、自然素材重視、平屋ベースの家です。
最初の出会いは実家の二つの敷地で迷われていた時からでした。当初行かれたHMさんからは総二階の提案があり、大きな田を全部造成する為の費用がかなりかかるとの事。
私達の考えた方向性
まず、それぞれの敷地の持つメリットデメリットを客観的に捉えご夫婦の意向を調整し、田の敷地を選択する事を決定。
造成について私達が考えたのは、土を入れる前に田の泥土を砂利に入れ換え、充分に転圧し地耐力を持つ地盤面を造成と共に形成し土を入れるのは家の建つ場所だけ、家の周りは家庭菜園に適した土を他の現場より運ぶ事にして造成費用を抑え希望通りの平屋が実現しました。
敷地を選択する段階からの相談頂いて良かった事例です。
気がつけば、実家に大いにお世話になるお施主さんが多いスタジオアウラです。
生まれ育った場所とも限らないですが、
親のお世話になるという事は当然、そこには親の介護、老後の世話も視野に
近くに住むか、つかず離れず暮らす事を選択しているという事です。
現実を言えば幸せな老後は
人生を語る上で大きなウエイトを占めていますが、
まだ若い30代では
大きな声で語り合うことは
人生の節目くらいではないでしょうか?
だから家を建てる時は
大いに夫婦、子供、両親とで語りあってください。
業界で
一番困った客は?
=意志の疎通が出来ていない家族。
というデータがありますが何か納得です。
人は80代を迎えれば
4人に1人が認知症の症状を発症すると言われています。
長生きの宿命ですが
近くに居ればその発症リスクも小さくなるので
近くに住むのはとても良い選択ですよね。
今、家を建てる人のキーワードは「幸せな老後」正に実感中!
認知症状のある親をもつ私は特に感じています。
塩尻市で3月竣工予定の現場です。
ここにもお飾りがありました。
八百万の神と新しい年に感謝を捧げる、日本の良き風習ですね。
内部塗装は棚も床も造作材も蜜蝋ワックスで仕上げます。
子供たちと安全に暮らしたい。とのご要望から自然素材中心の家になりました。
塩尻市の現場、地盤改良から着工しました。
年明けから各現場とも順調に始まりました。漸く業界の忙しさも去り落ち着きを取り戻した雰囲気です。
母屋のお隣に建てる住宅は集落の中にあり、近くの田には昔ながらの三九郎の準備が万全に。
恐らく父兄のみなさんのご苦労に寄って作られたもの?
子供たちが減りどこの集落でも年中行事を続ける事が大変な時代になり
周辺を歩いてみたところ、直ぐに数件の空き家を発見・・
ここも市街化調整区域になっている地域です。
簡単には土地の売買が出来ない、家が簡単には新築出来ない地域なのです。