長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

May 04, 2023

現場進む

相変わらず慌ただしく過ごした4月まで
連休になってすこしほっとしてのんびりしています。

宮田村の平屋 進みました。
5月末引渡し予定
田んぼに水がはられ水面がさざめき遠景には木曽駒ケ岳と
気持のよい季節になりました。

テラスが特等席です。

Apr 26, 2023

第1回 JIA長野建築賞2022表彰式

第1回 JIA長野建築賞2022
「大町八王子神社授与所」が入賞し表彰式に参加させていただきました。

審査員 内藤 廣(株式会社 内藤廣建築設計事務所)先生の
建築家としての姿勢、人間性、背景を含め建築を読みとく力に圧倒され
応募からこの日まで葛藤と再構築を繰り返す日々でした。

古い著書から最新の著書までバイブルの様に日常生活の一部として
読みふけり
建築をつくること場をつくることへの情熱と新しい使命感と共に
生きていく覚悟が生まれました。

著書の一説です。建築の難問 新しい凡庸さのために
以下引用
相互理解の触媒としての建築という言葉
コミュニケーションの触媒として建築を創ろうとするならばそこの捉え方や考え方が
変わることで建築家が機能していく

そこには「和解の姿」関わってくれた全ての人への呼びかけであり
関わってくれた人がすべて元気になること生きている意味を見出すことです。

引用ここまで

内藤先生の存在そのものが「和解」を生み
周りの人が自らの関係を含めて和解していく
私たちは一人の建築家の存在がいる
その場を体感することで
進むべき道を探し出せました。

JIA長野県クラブの皆さん
写真をまとめてくれた尾日向さんありがとうございました。

以下再掲
賞を頂く意味は事業主の励みになること、作品を省みて思考過程を振り返ること。
応募の締め切りは仕事に追われ意味を問い一人の建築家を審査員とする賞に応える過程と問答で魂を揺さぶられ
内藤 廣氏の著書を読み作品を見、建築の原点を思考し自らの姿勢を問い
結果
私たちの歩いて来た道を誇りにこれまで通り進んで行く意思を強く持ちました。
意思とは人と将来を見据え意匠性、構造関係性の融和に人、歴史、周辺環境の関係性を含めた空間を建築とすることです。

JIAの建築賞の為に多くの時間を費やしてくださった八王子神社の平林さんご夫妻、審査員の内藤 廣氏
関係者の皆様、施工してくれた山共建設、庭の三楽、スタジオM4に心から感謝を申し上げます。

Apr 18, 2023

実家問題


母が10年一人で暮らした実家は
施設入居して以来約3年空き家になり草も生え
手入れもせずほぼ放置です。
ご近所迷惑と老朽化してしまい母の荷物やお仏壇と真剣に向き合う事にしました。

若い世代と違い様々な問題や感情があり
解決策が見いだせない・・
だから向き合う事も避けて来ましたがこれはもう放っておけない事態です。

やれやれな事も多く
一歩ずつ進めていくので同じ悩むを持つ方が居たらと思い綴っていきます。

Apr 18, 2023

木工事完了まであと少し

宮田村の平屋
トップライトが収まり回廊と繋がるスペースに
光が届きました。

回廊の壁を斜めに織り上げたことで
反射光が広がります。

Apr 06, 2023

昭和時代の木造建築リノベーション

最近は既存建物があってさてどうするかという
計画が多くなりました。
ストックの活用という時代の流れです。
先週も既存擁壁の検討を岡谷市で

原村では大規模リノベーションの内部解体が終わり現場確認をしました。
図面通りという部分と図面には現れない部分
真壁の柱の欠損など
補強計画を練り直し大工さんとも相談しながら進めます。

松本市南浅間の自邸
漸く河川法の届出をしました。
やっと一歩前進です。

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