長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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家は公共に繋ぐ場所である。
私達は事務所の考え方のひとつにLANDSCAPEを掲げています。
まだまだ仕事はその域まで達するには時間が必要なのは充分承知していますけど
風景の一部と成る建築
その為には庭も真剣に考える。
そして庭は建築の添え物ではないと感じます。
三楽さん庭の準備しています。手間のかかる準備作業。庭を創るのは生き物と向き合う作業で簡単な事ではないのですね。
昨年から家の名前に意識してそととうちを繋ぐ要素をつけてきました。
それはひとつの過程であり私達にとっては出発点です。
松本市の現場、連休中に業者さんと打ち合わせ
内路地、陰影がうつりこむ漆喰が施工中です。
セカンドリビングも同じく漆喰施工中。
登り梁の連続性と白い漆喰のコントラスト
今日は現場でロールスクリーン・カーテンを確認し、外構の打ち合わせ、それから三楽さんの案内で樹木を見に行ってきました。
ろじとろじのいえは路地の先に緑が必要だと当初から考えていました。そして木塀が空間を閉じる場所には緑が入る事で曖昧さも生まれます。庭に露地を映し出す為には緑も多く足元も固まれば言うことは無いのですが、まずは出来るところからと言うことになりました。それでも先に選定して貰っていた樹木はどれも個性的そして素直ではない樹形ですが、しかしどれも憎めない…むしろ愛すべき樹木です。
植栽されるのが楽しみです。
予算を捻出し、植栽を頑張って頂いて、お施主さんに感謝と感動しています。
木を植えるって良いですね!本当に嬉しい。
見積もまとまり、小雨の中、地鎮祭を行いました。
小学校と道路に挟まれた細長い敷地で、地鎮祭の準備に行った大工さんも通り過ぎてしまったそうでした。
GW明けから工事も始まりますが、小さいながらもこだわりのある住宅を安全第一で創っていきたいと思います。
内部は木部の塗装、左官屋さんの下地処理を行いました。
外部は大工さんが板壁の最終段階、張る前に一度目の塗装を行っていました。
平行して、外構の塀の基礎工事。
この塀がなければ露地になりませんから、この住宅の重要なアイテムです。