Jul 04, 2022
Jul 04, 2022
Jul 03, 2022
Jul 01, 2022
東御市の現場の材木を
大工原さんの加工場で材料検査
木材を見せる場所は少ない住まいですが節がなく割れも少ないきれいな吉野杉が揃っていました。
なんと大工原建築さん手刻み加工をしていきます!
プレカットでは普段見ることがない
梁、桁には追い掛け(金輪接ぎ)大栓という接手を加工していきます。
梁と柱の接続部には一番大きなモーメントがかかるので
最大モーメントから外した位置の接手は当然ではありますが
一本ずつ加工した材木を確認するのも楽しみにしていきます。
近所の選果場が空いており大工原さんが借家して入れ子構造で事務所へと改修中でした。
好きなように工夫してやってみるそして好きにつくれてとても楽しい!
自由な大工さんの醍醐味な気がします。
古代からの地域の小さな祠の様なつくり方に思わず大興奮!
また次の現場用に小諸の地場材を安く買い取り時間をかけて天然乾燥したりと色々と工夫をしているようです。
Jun 29, 2022
Jun 27, 2022
先週は安曇野、松本の現場へ そして農振除外の相談とリノベーション打ち合わせ
週末は茅野市の現場と原村から茅野市へと向かい茅野市民館に立ち寄りました。
住宅(持ち家)の着工数は2030年に半数になると言われています。
その中でも周りの新築された家を見ますと
工務店の半規格住宅あるいはHMの規格住宅の割合が圧倒的に多く
デザイン性を広告し主体にした企画型(規格と相容れる)
職人さん不足、人材難や材料の高騰もあり建築基準法でいうところの型式認定
画一的な安心感から横並びも日本的な文化のひとつであると思います。
最近では3Dプリンタで住宅をつくる会社も見られます。
オープン部品は3Dで出来れば良いなと思うのですが・・・
そのなかで
建築家とつくる家は貴重です。
誤解されがちですが建築家の役割はデザイン主導ではなく
地域性を考え景観を守り地域の文化を継承すべく
黙々と建築と施主と向き合いつくっていく住まい
私達は耐震性能、環境設計を始めとした機能に対して
今まで以上数値的な裏付けに経験値からの見解を融合していきたいと思います。