長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Jun 20, 2022

脇田邸(軽井沢)2008年

建築家 吉村 順三設計の軽井沢 脇田邸
建築当時周辺は森であったが、市街化が進み現在は賑わいのある3階を超える建物に囲まれるように建つ
その中には境界を守るかのような庭があり
建築は1階は大きなピロティで構成され2階が居住スペース
豊かな活動領域が人々の交流を促すようだ。

内部で構成された家具と使い勝手の良いキッチン
そして開口のディティール
最良の場所をいつも教えてくれる。

Jun 20, 2022

庭と共に


施主さんからの写真
昨年引渡しをした住まいの庭が葉影をつくり
暮らしに彩を齎してくれます。

先週は安曇野、松本から東御市で現場確認
その後計画中の打ち合わせをしました。

週末は設計打ち合わせでご近所のお宅にいきなり訪問でしたが
対応いただいたこと本当にありがとうございます。

吉田のJIA(建築家協会)の様々な行事
またその為のZOOM会議も毎週予定があり日課の一部になりました。
確かに時間的な拘束や心理的負担は大きく
社会貢献とは何かを常に考えているのですが
例えば、専門職であれば
社会的に委ねられた使命があり研究や活動団体として次世代への教育
一般への啓蒙活動もあり
社会貢献が生活と仕事の一部です。

またインフラを担う公務員、市場、生産者
全ての仕事が社会活動と繋がっているものと設計の仕事を通じて実感
できることもあります。

今週も引き続き現場確認や設計打ち合わせ社会貢献活動と
今の私達が出来ることを精一杯やって行きたいと思います。

Jun 16, 2022

宿泊施設とまちづくり

およそ1年かかり労力も情熱も傾けて来た小さな宿泊施設3棟の新築と改修工事
建築とは多くの法的根拠をクリアするために
意匠だけでなく様々な専門家と横断しながら練り上げていく行為。

計画では同時に周辺環境と歴史、そして進みべき姿を構想しつつ
建築では単純でありながら創造性が必要なそして取捨選択と決断と検討を日々を繰り返し
この厳しい時代と向き合い建築に翻弄されている。

多くのひとに教えてもらい多くの労力もかけてもらいながら形になった事とならなかった事
そして共に進んで来た事業主の持つ静かな中でも流れる純粋な情熱とまちへの思い

「共」を事務所のフィロソフィに掲げてから思い描いてきた道へと
舵を切った喜びそれを糧に進めて来ました。

この乱高下の連続(大げさですが)が知となり肉となりそして漸く最近になり自分自身となった。

その中で
後藤新平「帝都復興構想」関東大震災の後で日本の物資の乏しい時代に東京を復興させた後藤新平の功績を
思い過去の政治家の偉大さを思い知る日々。

形になるまであと少し
大切なものを再び確認しながら進めています。

Jun 16, 2022

現場


久しぶりに現場更新 毎日現場進んでいます。
昨日は東信へ
東御市の現場でアンカー検査
丁寧な仕事で指摘事項なし

小諸市で打ち合わせ
眺望を楽しみながら半日を過ごしました。

午後は長野市へ
いよいよ施工会社と大詰めの打ち合わせ

Jun 09, 2022

新・公民連携最前線|PPPまちづくり

 

新 公民連携PPPというサイトを毎朝見ています。
データから見る「健康になれるまち」という特集があり

第4回 暮らしているだけで、うつになりにくいまちのエビデンス

に興味深いデータがありました。

緑地が多い地域に暮らす高齢者ではうつが10%少ないことが明らかになった。という結果報告です。

公園、歩道や建造環境と健康の関係で近隣緑地の多さとうつの少なさとの関係が

エビデンスをもって報告された記事から

ひとの感覚は実は正しいことが多いものと思います。

 

建築家 清家 清設計の HOTEL エルボスコ

設備メンテの関係で閉館中ですが

緑に包まれ、落ち着いていて明るさと暗さを

内包した居心地の良いホテルでした。

新しいHOTELは毎日生まれますが

簡素でも素材感が優しく奇をてらうこともなく

今でも一番好きな場所です。

 

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