長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Oct 22, 2021

丁張り確認

松本市で丁張を確認.

隣地との高低差を解消し
敷地の中で緩やかに解消できるように
GL設定しました。
今日から先に設備工事が始まります。

ニュースでも話題になりましたがショパンコンクールで日本人二人が
2位と4位に入賞。

物凄い快挙です!

特に2位の反田恭平さんの奏でるピアノが好きで2018年コンサートへ行きました。
その時の反田さんはショパンと向き合いながら日本でのコンサートを精力的にこなしていた時期

何度もアンコールにこたえるその姿に強いエネルギーを感じた記憶が蘇ります。
この時の曲は反田さんにとってとてもシンプルな曲だったはず。
しかしツェルニーでさえ美しい抒情詩にしてしまう彼のテクニックや指揮者としての活動や
ソリストを育てる夢などを聞く時、その道に向かって多くの挑戦をし
その経験を結実させた姿に大きな力をもらうことが出来ました!

 

 

Oct 18, 2021

寒露 次候 菊花開く

 

 

 

 

いつも私たちのブログをご覧いただきありがとうございます。

週末はメンテや外部テラスの打ち合わせや現場確認で大町方面へ

空いた時間には北アルプスアートトリエンナーレにたち寄り

眺望の良い東屋でお昼ご飯(ランチを入れたウッドバスケット100段以上の階段を担いで登る試練あり)
紅葉が始まった仁科三湖にも立ち寄りつかの間の季節を感じ信州に住む豊かさを味わいました。

日曜日は見積もりの打ち合わせ 農転の設計計画打ち合わせでした。

また今週も朝ヨガから1週間がはじまります。

Oct 15, 2021

木工事中


松本市里山辺の現場も木工事が進んで施主さんが柿渋を塗装したラワン合板が

貼られています。

ご夫婦で東京からUターン

市内の土地を選択し何とその契約の前の日でしたが
敷地を見せて頂きました。
その日に偶然ですが
①隣地で柱状改良の工事中!

②出入りが著しく不便でバックしながら行ったり来たり

③不動産屋さんが急いでいるので値引きしてくれる話しになっていて

その3つがどうしても腑に落ちず
その土地購入は施主さんと話をして急遽やめることにしました。

土地探しを一から仕切り直して3か月後 現在の土地が見つかり①~③は問題なく前の土地よりも広く金額も・・
という事で契約に至りここまで順調に進んで来ました。

 

直観や縁というのは不思議です。

松本市内は宅地分譲が条件付き建売が多くなり良い土地を見つけることは至難の業ですが

条件を見直すことや前に進んで行けば良い土地とのめぐり逢いもあると信じています。

長野県産材の補助金を頂いており

12月下旬になりますが密かにOPENHOUSEも。

UA値 0.34 断熱等級4


最近猫のにゃんトークというアプリにはまっています。。

猫の言葉を翻訳してくれます!ねえねえ 構って~とか想定内ですが・・楽しいです。

 

Oct 12, 2021

祈りの間


松本市島内の現場です。
土地探しから時間をかけて進んで来ました。
探しはじめて半年後
新しい分譲(3区画)が造成される前
情報を得ることが出来ました。

南に季節を感じ手入れがされている桜並木のお隣の庭と園路があります。

初めて見た時から
面積は小さくても借景と共にある
緑に包まれる暮らしを思い描くことが出来ました。

また
通学や通勤も近く安全面も問題がなく
最適な土地だったことが決めてでした。

計画を進めるにあたり祈りのスペースは要となりました。

当初は生活スペースに近い場所の意図で1階に祈りの間を配置していましたが
検討を重ね予算調整を経て2階へ

2階天井高さは桁側で1.700からはじまり宝形屋根の形状に添って
頂点へ向かい広がっていきます。

2階の低さと1階の高さのメリハリと
開口を南の開放感と通風という用途だけに絞り、トップライトからの光を北側から入光したことで
優しい光が祈りの間に向かい解放されていきます。

UA値 0.33 断熱等級4 
桁高が低いことを考慮し天井断熱は ネオマt=90㎜ + 高性能GW140㎜+@としております。

Oct 11, 2021

上棟式を行いました。

塩嶺高原の別荘地は赤松もありますが

山桜やシャラの木ヤマボウシそしてナラの木など豊かな植生に恵まれた標高1.000メートルの

高原に位置します。

その良さは利便性にあり塩尻インター岡谷インターへ車で15分

通勤も便利、定住者も多く施主さんの候補地は3か所ほどありました。
私たちが今の場所に絞った理由は

南へ下がり豊かな森を目の前に見て、夏は木々に守られ冬は落葉した後の南からの光で温熱環境が保たれ住まうには最適な場所であると感じたからです。
またリビングスペースから隣家が全く見えない敷地であった事が理由です。

私たちも今は職住一体の事務所にいますが
実は住むことと二人の生活を楽しむ住まいをここ数年考えて来ました。
森で暮らすのかまちの中で暮らすのかと葛藤の日々の原村?茅野?軽井沢?と土地を訪ねて3年

一度はこの敷地を候補地として検討していました。

(結果自分たちは二人だけ、車がなくても生活できる土地を選択)

計画は高低差を生かし1階は強度を持たせたコンクリートを高基礎とし
湿度や雨や倒木からも守られるように床屋さんファンも設置しました。

ピアノを搬入し心地よい音量で響かせる為の天井と室内容積などを考え道路から直接入る場所にキャノピーに守られたエントランスを設け

そこからホールでリビングの大きな引き戸を開けると目の前に豊かな植生の森が広がります。
グランドピアノを弾きながら見える開口を一番良い場所に配置しています。
水回りは水勾配と排水を考慮して道路レベルの位置に配置しました。

ピアノの他に何とチェンバロも。

そして出会いから5年 不思議で嬉しい縁があってこの場所があります。

本当におめでとうございます!

年末の竣工まで大工さん工務店の時遊館と共によろしくお願いいたします。

私のピアノは基本が大切だと気が付いて4.5番の指の粒をそろえる目標
HANONを弾く日々

カッチーニのアベマリアを練習していますが

少しも上達しません。

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