長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Nov 30, 2020

引渡し

松本市のコートハウス 引渡し完了しました。
郊外の新興住宅地の平屋です。

植栽をして庭と暮らす意図からゆとりを持つ敷地ですが道路と隣地からの
進入路と駐車スペースと車庫
住宅へのアプローチと畳の室は西道路にひとつのエリアを形成しています。

もうひとつはリビングとダイニングキッチン水回りで常に家族が視線を気にすることなく庭と共にあるエリア
ここは深い軒下テラスと手の届く位置に植栽を配する計画一部屋根を欠き緑と近いゾーンと考えました。

またプライベートスペースはダイニングから回廊に機能を設けスタディコーナー物干しスペースや本棚が付随し
南の居室へと続いています。

暮らしの中心は日射コントロ―ルをシュミレーションしながら

開口の連続性と広がりを持たせた建物の屋根形状を内部に投影させた形態と素材に特徴を持たせました。

見えかかりと内部の壁の位置を雁行させ同時に素材に変化を持たせ
視線の変化と光の移り変わりの美しさを生活の中で味わい楽しむことを意図しました。

竣工した住宅では

計画で想定した以上の光の変化、陰影の重なりが家のあちこちに楽しい表情を見せてくれます。

苦労して施工してくれた職人さん 工務店さん
私たちの計画と共に一生懸命暮らしに考えを巡らし
完成まで一緒に進んできた施主さんいつも全力でコストとのバランス

小さな日常使いの部品まで一緒に考えてきました。
その一つ一つの出来事を思い出し深い感謝の思いです。

本当に出会いから竣工まで空間とひとに思いをかけてくださりありがとうございました。

これから庭が始まりますが南北に長いコートは奥行き感を感じる植栽計画とし
土地の起伏も特徴の一つとなります。
建築と植栽がどう調和していくのかこれから庭の完成まで私たちもしっかりと関わっていきますので

どうかよろしくお願い致します。

 

Nov 26, 2020

仕上げ工事

昨日は完了検査から岡谷市の配筋検査へ
数年前に山辺先生の木造塾で勉強させてもらった項目

簡単な地盤調査の結果から砂礫層、粘土層の厚さと層の構成から
地盤沈下の計算をすること鉄筋かぶりや底盤の大切さ伴線の角度などチェックしてきました。

WEB【特別講演 山辺先生】これだけは知っておきたい『設計者のための基礎の構造計算』

が開催されます。

何度聞いても良い話で木構造と

基礎の底盤スラブの重要性をもう一度確認していきます。

 

見積もり依頼のため図面に追われる日々

合間に本管取り出し工事の検討もあって

着工予定の敷地レベル測量は雑草との闘いの中無事完了です。

今週末はひっそりとOPENHOUSEを予定しております。

お施主さんありがとうございます。

こちらは松本市コートハウスです。
竣工まで1か月を切りました。

建物の形態とロケーションに添って遠景から近景から

またコートハウスでは室内から様々な要素と見え方を試行錯誤

 

施主さんと共に手間のかかる仕事に満足感の上に感動

ベースを荒らしまた小手を引きという工程のテクスチャーまた現場ごとに変化を求めるという

本当になんという我儘なのでしょうか。(→私たち今さら気が付きました)

いつもご苦労をかけていますがご対応ありがとうございます!

室内は周辺環境を考慮しアップルゲートセルローズファイバー+付加断熱を施工しました。

断熱性能はもちろん防音にも期待した通り車の往来があっても音楽を楽しみながら過ごせます。

ガレージとエントランス趣味室を1階に配置し中庭を通して繋がっています。

セカンドリビングには水庭と屋根を持つテラス
回廊から子供室へと続きますが

南からの光をどこからでも感じられるエリアに対し生活音を気にせず暮らす静かなエリアの二面性を持つ

明暗を感じる住宅になりました。

水をためる水庭からの揺らぎ、季節を感じるスペースもあり

竣工が楽しみです。

Nov 24, 2020

平屋の住まい

 

 

通電がなされ光が入った現場です。

竣工検査と昨日もう一度事務所検査を行い小さな手直し工事のチェック

竣工まであと一歩となりました。

日中でも視線を気にせず暮らすこと

平屋のコートハウスで実現したかったところです。

リビングとダイニングの変則的な形に添わせた天井と床の収まり

長い敷地の高低差に合わせてプライベートゾーンは一段あげています。

どこにいても家族の姿が見える家となりました。

Nov 19, 2020

素の家

自然素材と暮らす

古い集落の中古住宅を検討はじめてから約2年ほど

ウッドロングエコと柿渋は素材の持ち味を生かす塗料です。

塗装の初めは色は薄く紫外線に触れて時間の経過と共に深みを増し

初めからそこに存在したような佇まいの住宅となりました。

 

Nov 18, 2020

写真

設計をさせていただいて10年以上経った施主でもある

COZIさん
計画を始めた頃は趣味は写真ということで

物静かなご夫婦でまだ新婚さんで手探りの中小さな家を建てたのでした。

それから水を得た魚の様に物静かながら人に寄り添い静かな感性で今は様々な場所で撮影をする

みんなのCOZIさんです。

家づくりで好きなものを探しはじめて自分自身を見出すという家族も多いものですが

何より若さと素直さが良い方向へ導いてくれていたのだと解ります。

施主の喜びは私たちの喜び

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