長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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先月引渡しをしました平屋です。
大開口には日射をコントロールするため
コットンのフラットカーテンをつける事も増えて来ました。
オーガンジーのレースはやはり機能性を重視しウォッシャブル可能な
普通の大手メーカー製を取付して
納期2か月というフラットカーテンの到着を待っています。
スクリーンでもカーテンでもカーテンボックスを造るとすっきりと収まります。

松本市のコートハウス無事に引渡しをさせていただきました。
2019年6月に土地探しの前から相談に来られ順調に良い土地と巡り合い今日を迎えました。
松本市の新しい市街地を形成された地区は中心市街地ほどの混雑もなく周囲に生活用品の揃う
お店があり人と自然の距離も程よい近さです。
南道路にガレージ
中庭を囲むように1階には趣味室と寝室WIC洗濯室を配置
1階と2階を繋ぐ階段は北アルプスの山の景色を取りこみ、ゆとりを持たせたスペースを確保しました。
2階に東の眺望を取りこむ屋根付きテラスとリビング
ダイニングキッチンは南に水テラスを設け
四季折々の変化を楽しむ住まいが完成しました。
来週から中庭に土を入れ
一本で絵として成り立つ樹形の美しさを大切にした
植栽が進んでいく予定です。
工事してくださった(有)建築工房時遊館さんはじめ職人の方々には本当に頑張って頂き感謝の気持ちで一杯です。
また施主のTさんには色々と楽しい会話と共にここまで進んで来たことが良い思い出です。
これからよろしくお願いいたします!


緩いつながりで何となく恒例になった建築仲間の忘年会を中止にした日
(若手建築家は毎年成長を遂げ刺激をもらっている)
二人で里山辺の敷地調査から
入山辺へ向かい散歩しとても落ち着いたスペースの老舗旅館へと向かいました。
温泉と食事を頂き少しだけクリスマス気分を味わって
残り少なくなった今年を乗り切れそうです。
落ち着きよりもまだまだ
私たちには建築的な刺激が必要なんだなと言葉には出さずともお互いに深く感じた日
草屋根の家
外壁にカラ松がはられ足場が南面外れました。

内部は全面ラワン合板貼り
明度が控えめで程よい落ち着きのある空間
回廊の真ん中に取り付けた出るハッチ(草屋根にでるハッチ)は透明ガラスで
暗さの中に季節ごとトップライトから見える空
そして今日は雪が舞う様子も見えていることでしょう。
落ちてくる光は暮らしを彩り
家の中にいても自然を感じられることがとても楽しみです。
移住されるご相談増えています。
自然の中へ原点へ生まれた場所へそれぞれのところへ還る家
ありがとうございます。

来週の竣工に向けて活気の溢れる現場
基礎やさんによる外構工事アプローチは洗い出し仕上げを
皆で意気揚々とやってくれました。
中庭に突き抜けるようなスロープ
コートハウスではありますが大開口を外に向かって設けたことで
住まいの灯が見える佇まいです。

