Jul 22, 2013
竣工近し2
山形村の「緑を紡ぐ人の家」
園芸農家の小屋と住宅が漸く竣工に近くなりました。
敷地の中の大きな蔵の補修も壁匠トーワさんの協力もあり
なんとか補修が出来そうな見込みです。
東に開いた居住スペースは敷地内の樹木に守られ、西に配置した水回りが良い緩衝帯になり
室内環境が快適に保たれてます。
昨日は、辰野の「時を想う家」現場近くのお施主さんのご実家で打ち合わせ。
お施主さんは今、独立され自営業者になったばかり、
山形村のお施主さんには引き渡し予定日が悲願の赤ちゃんの予定日です。
人生の節目節目に立ち会う時、
人は様々な動機で働く事に生きがいを持ち、エネルギーが強くなったり
激しくなったり、少し混乱する事も時にあるかもしれませんが
全てを受け止めるのが「家」である様に願いつつ、そしてその場を創る事を実感します。
自分にとって創る意味とは?
入院して初めて考えた時、格好良いとか使いやすいとか
それも充分大切だけど、それに加え人の役に立つ仕事・・それが創る意味だと
改めて感じました。
やっと少しは無理も出来る様になりながら、辛かった日々は
忘れない様にしなかれば。
そして人に恵まれている事に感謝しています。
心からそう思います。