長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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改修前外観
改修前内部
原村で進めていたスケルトンフルリノベーションが竣工を迎えました。
宅配便やさんが家が解らなくなったという程
全てが変わりました。
施主さんも大変喜んでくださったので嬉しいです。
共に悩み励まし進んで来た微笑ましい現場。
改修後です。
床塗装には友人でもある施主音楽家の家のTさんが
手伝いに来てくれました。
共にひとり暮らし
センスの良い(最重要)鋭い突っ込みで
有難いセカンドオピニオンでした!
私達の施主さんは
意図を大切にして(そこを好きで依頼してくれる方ばかりでありがたいです)
原村のリノベーション
南側道路に面したテラスと大開口を
構造補強も兼ねた屋根を伸ばし森の見える方向へ
テラスを和室だった北側の開かずの間を
キッチンに
外との繋がりを生かす平面構成に変更しました。
エントランスにも大きな屋根を伸ばし
ボイラーも屋根下空間としました。
2階はほぼ使われず小屋裏収納でしたが
階段をかけて寝室とクロークとします。
昭和時代の別荘は何もかも現在の考えと
耐震も機能性も異なります。
基礎を打ち
構造補強もしながら現場で大工さんが手加工してくれています。
必ずどちらかに倒れがありますがここでは
-
8センチ
屋根も大きくなりますが母屋を生かすので補強方法を現場で大工さんと検討しました。
昨年から今年は
その敷地や場所ならではの特徴を解決する
様々なプロセスを共にし創っています。
時に驚く様な
未知のこともありますが過程を共に
解りあい関係が深くなる気がします。
リノベーションから新築へと順調に進み
昨日は位置の確認をしました。
素晴らしい眺望を生かす
それに尽きます。
岡谷市では古い擁壁を撤去し新しい擁壁を創っています。
土木は利他への愛と内藤さんが著書で書かれていたように
地域や隣地への配慮と安全を確保する為の工事です。
長い目で考えると施主さんやご近所に重要なインフラの更新ではありますが
費用面や敷地境界のことなど
ご理解あって順調に進みました。
インフラの更新は一見すると解りにくい部分
建築設計事務所であれば時間をかけて敷地の状況を把握し
検討していくことができます。
問題点を解決していくプロセスを経て工事を進め
この先40年以上の安全が担保出来ました。