お休みの日
長野市芸術館で開催された反田恭平さんのコンサートへ
新しい市民ホールの設計者は槇 文彦氏
予算とワークショップなど、ご苦労されたと間接的にお聞きましたが
髄所に芸術を鑑賞する楽しさよりも創造の苦しさを感じてしまう建築でした。
反田 恭平さんのピアノは若さと勢いがあり
熱が伝わるオーラに溢れて、良い体験をさせて頂きました。
全国ツアー中でどこもチケットは完売
ピアニストにとどまらず、柔軟さと破天荒なカリスマ性もありそうな人
観客の熱狂を押し返す4回のアンコールに思わずファンになっていました。
そんな日曜日、5年前に竣工した「時を想う家」ご実家から長年使っていないというピアノを頂くことになり、事務所の一角に置くことにしました。
ありがとうございます。
先日も「ひなぎく美容室」さんの解体前の片付けで50年前近いアンティークピアノと出会いました。
こうした出会いは今まで気に留めて居なかっただけなのかもしれません。
様々なストーリーを持つピアノには、ご両親、家族の愛情が溢れ、一言では表現できない深さ、そして捨て去る事の出来ない思い出が含まれています。
で・・そういえばと思いだし私の実家でみつけたオルガン。
足踏みと電動の過渡期にあった頃、父が頑張って買ってくれましたが
家族は騒音に耐え切れず(笑)あまり弾くことはありませんでした。
その後 引っ越しの際にも捨てられず
実家の小屋裏収納に眠っていたもので、先日40年ぶりくらいに弾いてみました。
(確かに音が調節できず父の拒絶反応も理解できます)