長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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安曇野市です。
漸く木材が現場に搬入され土台敷きとなりました。
30日にクレーンが入り上棟予定です。
私たちが設計させていただく住宅は
寝室と水回りを含め
生活を中心とした平屋の生活動線をベースとし
二階は低く抑えながら視線の抜けと容積的には
ゆとりをもたせた子供室あるいはLOFTという形が多いことが特徴と思います。
二階はスケルトンとし長期的に可変できるメリットと共に
高さ方向の変化も生活の喜びと楽しみとなります。
笙の家は長い一枚の屋根が連続しながら角度を持って折り
この幾何学的トライアングルが外観の特徴です。
構造設計の上では平面三角法の伸びで構造計算が疎かにならないように
設計当初より計算を前提とし
グリットを持たないグリットで構成し木造の耐震設計の要でもある
N値計算を確実に行いながら方向性を示しました。
これは図面を読み構成してくれた木材加工の担当さんと
手刻みをしてくれた大工さんにご苦労をかけましたが厳しい時代にある中で
施主さんに理解いただき貫いた形と意思であり
設計専業事務所
そして建築家と共につくる家の醍醐味と言えます。
お施主さんにはありがとうございます。
春になり着工中の現場が進んでいます。
塩尻の平屋は上棟し屋根にルーフラミテクトを葺き
松本市の現場も基礎工事中
安曇野では今月末の上棟準備に大工さんが刻みに入って行きます。
宿泊施設の計画も見積もり依頼中
新しい計画と小さなご依頼もあって毎年の事ながら
春先は冬の間思案して来たことが実を結ぶ喜びの多い時期です。
木造住宅の安全性や構造計算のことなど
ニュースなどになりますが不安に感じた方は是非設計専業の設計事務所の現場に
脚を運んでください。
構造も安全性も機能もバランスを考えながら第三者の立場できちんと現場も監理していきます。
食の安全性と共に住の分野では地域の資源や人を生かすそんな小さな事務所が一番安心ですよね。
暦の上ではとっくに春になり
暖かくなってきました。
松本市で設計監理をさせて頂いた住宅を通りがかってご覧になり
ご相談にお越し頂きました。
最近はこうしたご相談が増えて嬉しい限りです。
良い土地を見つけて頑張って行きましょう!
事務所では
猫が無邪気に参加し大変お世話になっております。ありがとうございます。
北信方面のプロジェクトのために現地近くに
積雪の中で青空が広がり爽快な気持ちになりますね。
リノベーションと新築という計画を同時進行
移築された古民家の改修は
とりわけ考えることも多くなります。
近年ブームとなった「考現学」を提唱した建築学者、民俗学研究者の今和次郎の
昭和46年に出版された第5刷を神保町の古本屋さんでみつけたのが15年前。
初めて読んだ時には松本城近くの武家屋敷の様子とスケッチに心踊らされ
昭和も初期の話であるのに関わらずまだそこに残っている様な錯覚に陥りその足跡を
一生懸命に探し失ってしまった物の大きさを感じた日々を
思い出します。。
トンガの大規模噴火のニュースに驚きどうか被害がなく無事でありますようにと
願っております。
気圧の変化で頭痛と眩暈があってどうしたものかと思ったところ
かなりの方が同じ症状があったと聞き自分自身に関しては少しほっとした分
地球が繋がっている事を強く実感し他人事と捉えることなく気を引き締めています。
塩尻市の塩嶺高原で長野県産材を使った住まいのOPENHOUSEを1/29(土)予定していますが
時期もあり数組に限定させていただきますのでよろしくお願いいたします。