長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Sep 07, 2021

白露 草の露白し

すっかり秋めいて来ましたね。

ダンゴムシの迷路だそうです!

虫嫌いな人も(自分含め)増えましたけど

ダンゴムシも毛虫もコウロギ カブトムシまで小さい頃は何もかもいてくれて

そこからいろいろと教えてもらったんでした。

虫が居なければ鳥も植物も育たず人にとっても良い環境とは言えないですよね。

そんなシンプルな循環も

つい忘れてしまいますが子供たちから教えてもらいました。

写真:COJI NAKAOさん

 

Aug 23, 2021

処暑 綿のはなしべ開く

引渡しから1年半経過した松本市の欅紅葉の家で
COJI NAKAOさんに竣工写真を撮影して頂きました。

土地は40坪で床面積も25坪です。

空間をスキップさせ本棚を機能的に介入させたことで

広がりのある住まいとなりました。

 

Aug 02, 2021

大暑 末候 大雨(たいう)ときどき降る

先週は

竣工写真の撮影で昨年 引渡しをした住まいに伺いました。

いずれも庭を竣工後に整えた住まいの中にいると草をむしり水をやり生活の中に

庭との暮らしが住まいの風景として日常に馴染んでいるのが見え良い時間を過ごすことができました。

ご協力いただき本当にありがとうございました。

私たちは庭と建築の足元から遠景のつながりとランドスケープを創っていきたいと考えています。

そして
一番大切なことは大地と自然な要件の中でなるべく負荷をかけない庭

そのため外構は最初から計画していきたいと思っています。

最近の大雨の時も一度地面を掘りほぐし粘性土を水捌けのよい土に置き換えることや

芝生や大木の根っこの吸水性があれば屋根からの雨水も敷地内に吸水して行っていました。

また樹種や樹木とは一期一会の出会いのようなものという意識でいます。

その場として成り立つに相応しい樹種と出会うこと
植える際の気配りや表と裏の見極める眼力

先日の庭は

そして何といってもここまでやって頂いたことに感動したと

三楽さんへの言葉をもらったことでやはり確信しました。

視点や所作のルールと結界は独特の世界観であり京都で小川治兵衛により作庭された近代日本庭園を見た時に

とりわけ7代目の無鄰菴の見立てを聞いた時

そして桂離宮で庭の手入れのお手伝いの機会に恵まれた際に

まるで宝石の様に庭の小石や蒸した苔の落葉の扱い方

地下足袋の歩き方道具の動かし方

所作を体感し作庭の世界の深さを心から感じたことを思い出します。

今思えば何と貴重な機会だったんでしょう。

植栽の時期は住まいが落ち着いてから

必要な場所に光と影の存在としての樹木

一期一会を逃さないために

そして長いおつきあいをしていく為にも

良い庭師さんと共に進んでいきたいと思っています。

日曜日は実施設計の打ち合わせ

見積もり依頼が続きます。

Jul 26, 2021

大暑 初候 桐はじめて花を結ぶ

オリンピックが始まり賛否がある中で

それでも選手の熱い戦いに感動に奮えた連休でした。

やはり開催していただいてありがとうございます。という声を聞きながら

数年間の厳しい日々の練習に耐えてすべてを捧げて来たことを考えると

その目標の先にあるオリンピックが

中止にならなくて良かったと個人的に感じます。

 

 

Jul 19, 2021

小暑 末候 鷹技を習う

先週は松本市の「つつむ家」で無事に上棟し上棟式を行う事が出来ました。

簡略化したのでお清めと祝詞そして槌打ちの儀式でしたが

気持ちも高まって竣工まで安全第一に進んで行けそうです。

 

先週の会議で8年間務めた長野県建築審査会の任期が満了しました。

やり遂げた思いとどんなことでも全力で取り組めば得られるものが大きいのだと

実感しました。

勉強させていただきありがとうございました。

 

暑い中体をいたわりながら進んでいきましょう!

 

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