長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Mar 31, 2021

鷹のなつくん

住まいが建つ場所の伐採が終わり

丸太の運び出し作業が進んでいます。

一緒に来ていた鷹のなつくん

まだあどけなく1歳で小柄ですが25年生きるそうです。

どうかなつくんが生きている間

自由な空と自由な自然がずっと残っていますように。

私たちみんなで少しずつ節制する気持ちが地球のためになることを信じて。

Mar 30, 2021

南信州へ

来年着工予定の計画の準備期間で

少し南へ行きました。

江戸時代から昭和初頭まで人の営みと共にあった赤松林は今長野県全域に松くい虫の被害が広がり

特に安曇野から松本市にかけての里山で目にする風景が変わって来ました。

長野県のあるべき景観、風景とは何か?

暮らしが変わり残すべき景観が変化を遂げる時に

新しい方向性ビジョンを描いて

長い先の未来を考えることが必要な時期なのだと思います。
先日審査会案件に明治の建物の移築計画があり

意図は外れていることは承知の上で長野県建築審査会にて提言致しました。

Mar 24, 2021

樹木の伐採

春になり音楽家の家
敷地を訪れおぎの林業さんと伐採する樹木、残す樹木の確認をしました。

気持ちが良い敷地にはふきのとうもありました。

春夏秋冬楽しみがある場所です。

Aug 21, 2019

さまざまな森

写真:IPPEISHINZAWA
少し前まで森の中で暮らしたいと思っていました。
実現する人も多く

日々静かに自然と向き合う暮らしにも憧れます。
しかし樹木の手入れや草むしりが必須の暮らしが自分たちに出来るだろうか?
現実を考えるとハードルが高いことに気がつきます。
昨日の夜は
アングラな素敵な場所でお施主さんのバンドユニットのライブに行き
その前の日は
子供の遊べるこれまた自由奔放なCAFEで子供たちの声に囲まれ住宅の打ち合わせ。

見た事のない景色を

またお施主さんとの出会いから見せてもらう。
人が生き生きと自分らしく輝いている場所に触れ合うと
これもまた「森」の中にいるよう・・
私達の生きる「森」は
こんな風に混沌と時に賑やかで時に音楽と趣味に生きる大らかな人のいる「場所」なのかも?と
最近感じています。
ふと周りを見渡すと
個性のあるしっかりとした生き方を持つ
人たちと関わることが出来ていること。
それが一番大切で幸せなことです。

Jan 06, 2019

新月伐採



明けましておめでとうございます。天候に恵まれ気持ちの良い新年を迎えております。
今日、1月6日は月が視界から見えなくなる日です。古来より日本の木造建築は冬の「新月」の日に伐採すると木が耐久性も良くなり粘り強くなると伝えられ行われて来たとの事を林業で会社を立ち上げられた大町の「やまつみの家」のお施主さんよりお聞きし
「林家(りんか)」のお施主さんの山で朝8時より「新月伐採」を行っています。

塩尻市北小野の雑木林は東に向かい傾斜していますが、周囲の山に囲まれ丁度8時頃に朝陽がのぼり同時にサワラの木も大きな音をたてながら
倒れて行きました。
伐採した木は数えたら樹齢75年の「サワラ」で2件の住まいを見守る中心の木となります。

山を歩くと、小さな頃を思い出します。
静けさの中でも包み込まれるような安心感とわずかな音
鳥の鳴き声や葉音。

そして冬に生命力を蓄えて春への準備を続ける生きた樹木や下草
冬の間も僅かな陽の光を受け
美しく生き続ける「苔」の緑

この自然が示してくれる美しさは私たちに「創る」力を与えてくれます。
今年も「思い」から「場」と「住」をつくりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。










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