長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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松本市の「うちにわ そとにわ」の引渡しが終わりました。
本当に寂しくなりましたが、また新しい出逢いに向かって頑張ります!
さて現在実施設計中の「ろじろじのいえ」は予算調整中です。土地と建物を同時に、となると予算は大枠で決まってくるのが当たり前のことではありますが、ついお施主さんもこちらも夢が膨らみます。
しかし最初から、夢を語らず何をする!と思いながら楽しい家を目指しています。
そこでは設計事務所の仕事としては金額を調整しきちんと予算に収めなければなりません。ですから建具一本の必要性を検討、そして照明ひとつも検討など涙ぐましい努力で葛藤とせめぎあいの末、出来上がる住宅は本当に必要な部分が集約しています。
予算のお話は聞きにくい項目とは思いますが、今の時代無理をせず、背伸びをせず「小さな家で大きく暮らす」事もひとつの選択です。
明日から3日間のオープンハウスに、お問い合わせを頂きましてありがとうございます。
皆の頑張りで無事に完成しお披露目できる形になりました。
竣工まであと一歩、内でも外でも皆が頑張って仕上げに向かっています。
竣工に近くなると一頃の高揚感とは裏腹に一抹の寂しさが込み上げてきます。
出逢いは2年前9/12のオープンハウス、その後住宅のお話を具体的に頂いてから1年半、長い人生の中でのヒトコマの時間に深く係わらせて頂き、また完成した住宅の中ではそれぞれ生活の新しい始まりに向かって進んでいく。
竣工した後は自分達の手から離れたこの家がご家族をずっと守って行く様に遠くから見ていくしか出来ませんが大切なのはいつも思うところの建築への「まなざし」だと思うのです。
オープンハウスでは晴れたら、より庭と建築の係わり合いの良さを体感して頂けると思います。
11/3~5まで晴れますように。
金属作家taiki工房さんより表札を届けて頂きました。
創り方を工夫し納期を間に合わせてくださった、駒ヶ根からやってきた表札は鉄の顔なのに風を受けてきままに生きるような風情をしています。
今日は芝生を植える為に土を盛っていた三楽さん
→考える人
イメージはうねり
伝えるのは難しい、更にイメージを受け止める方が難解だと思います。
この場合、後は感覚にお任せした方が巧い具合に行きます。
うちにわの中に
生態系が出来つつある。