長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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12月で引き渡しさせて頂いた松本市の家は神社の欅が象徴的に窓から見える家です。
1月になり新しい楽しみな計画がはじまりました。JIAの会議からやってきた?と思われる「高熱が出て本当に苦しい!」インフルエンザA型に二人してかかってしまいました。ノロウィルス、肺炎そしてまだまだインフルエンザと最近は空気と水に予断がならず換気空調を考えていかなければならない時代です。
それもあり毎日があっという間に過ぎて既に2月。
1週間は誰にもあわずご迷惑をおかけしましたが無事に全快!体調管理に気を配り今後はお休みをきちんととります(何しろブラックなもので→死語)
ワークバランスを整えて生活を大切にしていきたいものです。
昨年の1月6日に新月伐採したヒノキ材は
家の中心にすわり
唐松の柱は加工を経て板材になりキッチンカウンターテーブルとして毎日暮らしの中で生きて行きます。
1年以上の年月をかけて漸く人の手を経て使う事が出来る木の命を大切にしていきたいものです。全ては繋がっている者と感じる日々
詩人白井明大さんによる、二十四節気七十二候の歌こころカレンダー
を最後の一枚をめくると春の訪れと共に終わってしまった寂しさを心から感じ、今更ながら季節毎の言葉に慰めてもらったり気が付いたり日常の一部になっていたことを思い知りました。
しかしどこを探しても売り切れで今年のカレンダーは諦めるしかなさそうなのでまた来年は見逃さず買い求めようと決意を固めたのでした。このカレンダーは2月4日の立春始まり、上から節気、時候、そこに当てはまる日付が並び、最後にその季節に合わせた白井さんの歌が詠まれます。その言葉に励まされていました。
今年は問い合わせを多く頂きますが
土地がなかなか見つからず長期的なおつきあいが続いています。
条件の良い敷地は分譲地、建築条件付き、建売の家になり
そうはいっても個性を生かしゆとりをもっての暮らしは
難しい状況にあると実感します。
その中でも
マメにマメに探しているうちにきっと巡り合うことを信じて
進んで行くしかないですね。
長野市の住宅がまもなく竣工を迎えます。
建築条件付きの土地でしたが
施工会社がきちんとしていたため設計監理をSTUDIOAULAで施工は分譲した会社にお願いしました。
稀にそんな事もあります。
諦めない気持ちが大切なのかもしれません。。
蔵を改修し神社の授与所プロジェクト
7/1 おめでたいおついたちに外壁一部から解体着工しています!
竣工は12月予定
新しい時代、地域を考え、訪れる人をむかえ入れ
古いものを新しい場所につないでいく、こうした計画は本当に楽しいです。
しかし
坪単価を単純に考えると想像以上に補強工事に手間がかかり
リノベーションは災害の多い日本の中これからの時代にあって新築以上にお腹を据えて計画
そして
場所を生かし使っていくという覚悟が必要です。
本当に学びの多い1ヵ月でした。
塩尻市でNPO法人春の小川さんの作業所の地鎮祭を行いました。
地域に溶け込み
無くてはならない場所として進んで行くべく努めます。