長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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伊那市の「須磨の家」基礎配筋検査とコンクリート打設基礎配筋検査へ初めての基礎やさんでしたがとても綺麗な施工でした。土間エリアも多いので配管の逃げと経路も確認。
建て方に向けて、プレカットの打ち合わせと材料検査に飯伊までとても綺麗な材が揃っていました。
東京オリンピックの関係で長野県産材の木材不足が続いています。
敷地内の石の撤去を行った為に基礎工事に4ヵ月を要した「四季を感じる家」もいよいよ竣工と引き渡しが近くなりました。今年もあっという間に1か月が過ぎようとしています。
1月はメンテに伺ったり1年点検(とっくに2年超え)に伺ったり春着工の打ち合わせや新しい計画など一日も無駄にせず!動いています。
息切れしないように・・月の満ち欠けや自分の体と向き合ってヨガを頑張ったりピアノを頑張ったり?も。寒さが厳しいですが、春の音も聞こえて来てます。
松本市のマンションリノベーション工事
いよいよ引き渡しも近くなりました。
ラワン合板とコンクリート現し等のラフな仕上げを好まれるお施主さんですが
キッチンはやはり毎日使うもの・・
ここは手触りと風合いに拘り無垢のナラ材で製作しています。
さすがのHUMPさんのキッチンが取り付けられると
ぐっと空間が引き締まり「住まい」としての顔が見えて来ました。
藪原駅前の「ひなぎく美容室」さんで上棟式でした。
藪原は木曽の中でも冬は積雪が多く既に雪が吹雪く日もあり寒さも自然との闘いも厳しい場所です。敷地北側にある河川は昭和中頃に土砂災害があり旧店舗であった建物はその際に腰上まで土砂に埋まったそうです。その際に土砂のかき出しや汚れた畳や室内の後始末の事などでご苦労され復旧された話、今の店主の「80代後半のお母さん」が昭和初期にハイカラな美容院として開業された事もお聞きしました。
当時のパーマネントの機械(宇宙服の頭の様なものに電熱線がたくさんある)もお店にあって色々な記憶と物語を持つお店です。
母屋、物置、店舗と宿場町では日常風景ではありますが、連携が必要な工事です。この建物の連続を解体時には切り離し、そして復旧、仮店舗工事と時遊館の大工さん達と連携しお施主さんの段取りも素晴らしくスムーズに工事がここまで進んで来ました。
お母さんも張り切って創ってくださった木曽地方の「大平汁」やオコワ(お赤飯)も頂きました。
私達はひとつひとつの事柄にこもった気持ちに応える様にひとつひとつに思いを込めて職人さんと共に良い場所をその場所の「記憶」として創り、また留めて行きたいと思います。
お施主さん、本当にありがとうございました!
昨日は木曽地方猛吹雪でした。
外で働く職人さん達・・・ありがとうございます。