長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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伊那市の店舗併用住宅では柱状改良を行いました。
調査結果を読むには、土地の成り立ちを知り粘土層と礫層か砂質土が表層下の深さでどの位置で連続しているのかまたは断片的なのかで自沈予想や液状化の可能性などが変わります。
今回は敷地の隣が田、成り立ちも田であったことと残念ながら不動産業者の行った盛土が粘土質の土で転圧が不充分であった事などが重なり、あえて柱状改良を行いました。
地耐力は微妙な数値ではありましたが、将来の安心の為に念の為に柱状改良を行い、また改良を行っている期間中に敷地の角を見ると少し水で土が陥没している場所が出現し結果柱状改良を行う事が最適であったと確信するに至りました。
来週上棟予定「ひなぎく美容室」さんの構造材木材検査を行いました。水道が民営化され水源も山資源も外国の資本が買いあさり・・という「日本売り」の話題を耳にします。
見渡してみると食料やエネルギーなどを始めとして私たちの生活は自立して生きることが困難な時代にあります。大きな流れは見ているだけで変えられそうもありませんが、出来る限り国産材を使う、近くで採れたものを食べる、衣食住の身近な事から一歩ずつ「地産地消」を意識して生きて行こうと思っています。
松本市内、中町近くのマンションリノベーション工事も造作工事、電気工事が進んで来ました。
天井は出来る限りコンクリート現しに、壁は下地の上にこれからラワンべニア仕上げ
マンションで済む方がいる中での工事は工務店さんがとても気を使う仕事で住んでいる住民の方のご協力無くして進みません。
本当にご協力ありがとうございます。
伊那市で地鎮祭を行いました。
初めてお越し頂いてから1年半が過ぎ、その間に転勤されたり
おめでたい事もあったり、一緒にお付き合いさせていただけて本当に嬉しく思います。
長い期間を通して
敷地周辺の状況も変化があり北側、南側に新築されました。
当初より見越していた計画の面と少しだけ変更した部分がかみ合って
この眺望と共に暮らす「須磨の家」が進んで行くのを楽しみにしています。
お施主さん本当におめでとうございます!
長い基礎工事を経て
漸く上棟式までたどりつきました。
2階の開口より諏訪湖が眺められ、今まで見えなかった景色が生活とつながり
花火や季節折々の楽しみも味わえる家
また想像以上に開口の取り込みが室内環境の快適性をつくり
完成が楽しみです。
お施主さんには色々とご準備、お心遣いを頂きありがとうございました!
これからもよろしくお願いいたします。