長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

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Mar 20, 2023

先週は解体確認と木工事中の現場へ

宮田村の現場打合せでした。木工事が進んで来ました。

回廊からのフレームの連続と
切り抜いた屋根と回廊のトップライトが特徴です。

拘りはUA値0.30の断熱性能と
SORAヒーターを設置した一次エネルギー消費量
計算値でBEI60以下の数字で
エネルギー使用量も抑えられる平屋の住まいです。

Mar 18, 2023

混沌とした時代の中で

既存宅地や既存建物などストックを活用する時代です。
また建築基準法やエネルギー問題に対応する事が大切な時代になりました。

ストックの活用では
昭和時代に多用されたブロック塀の劣化が社会問題となり
耐用年数を超えた擁壁も大きなリスクと隣り合わせです。

今でこそコンクリート強度は
耐用年数を50年と考えてFCを設定しますが
昭和時代の擁壁では長期許容応力や設計基準強度を指定する以前に
鉄筋や凍結震度に至る擁壁のL型基礎も存在しないことも多々あります。

最近多くの時間を費やしている事は
性能評価に至るまで基礎や構造を入力しながら
どこへ負荷がかかるのか地耐力と基礎底盤のモーメントの関係
基礎配筋の合理的な配置や強度を
自分の目で確かめながらの設計です。

数字は正直な部分とそれだけでは測れない部分があり
数字を読み解きながらお互いの経験値から多くの議論を繰り返し
(むしろほとんどの議論が構造について)
諸条件より深く考えていくようにすると
生活の至る所に数字が表れることが
とても楽しくなってきました。

例えば高速道路の微分から導かれた曲線の走行しやすさと美しさを兼ねた解析
ゼロに近くなるけどゼロにはならないデカルトの考えの偉大さに
今更ながらはまってしまいました。

それにしても一般のコンクリート強度は約50年~というのに
石積の力強さ職人の技には計り知れない価値があるように感じます。
(基礎下には柱状改良工事を施工しました)

写真は関係ないですが
露天風呂が出来ました。

Mar 06, 2023

現場進行中

山ノ内町の現場 2棟目も木工事が完成し塗装工事中
明後日キッチン施工と木建の取り付け
偶然どちらも女性です。
繊細でもあり逞しくもありそして経験を積んだ安心感の中にいます。
姿勢を見習いたいなと日々感じ
いよいよ来週には消防検査と完了検査です。


そして週末は宮田村へ
寒暖の差が激しく長野県の広さを感じる日々
豪雪地帯からここへ来ると既に梅が満開でほっとしますね。
木工事中です。
トップライトからの間接光がとても楽しみな現場
私たちのテーマでもある光
トリプルガラス樹脂サッシ大開口はどっしりと重く大工さんも取付に苦労されていました(若いからOK)

値上げと土地探しなど先が見えない情勢の中でも
人は成し遂げるために知恵を絞って進み強くそしてやり遂げて行く
その姿を見ると人は創る時強い、そして柔軟で何があっても明るく笑って行こうと
女性の職人さんや施主さんから力をもらっている気がします。

解体工事も法律が変わりなかなか進みません。
そして見積もりが続き右往左往してしまいますが施主さんに負けないように力強く
腰を据えて進みます。

Feb 22, 2023

無事帰宅

山ノ内町から無事に帰宅できました。
事業主さんの会社は若い女性が活躍して
みんな頼もしい限り

アメニティや家具をワイワイと揃えて行く過程も楽しそうです。

Feb 21, 2023

家具の詳細

フレームさんと縫製家具やさんへ
ソファの張地の張り方向とクッションの収めと固さ
角の アールなど
詳細を検討

年季の入った工業ミシンと沢山の経験を重ねて来た職人さんからの提案の中で

知らなかったこと
知りたかったことが明確になりました。
時間をとって頂いてありがたかったです。

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