長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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a team
住宅を主として普段は二人で設計監理をしているので
施主さん家族と
密度の高い関係で大凡二人で議論をして工務店さんと進んでいます。
二年前から進めてきた小規模宿泊施設の設計では
大きな船が進む様な関係性のなか仕事をして来ました。
構造事務所、設備、ゼネコンさん、工務店さんと関わる人も桁違いに多く
沢山の試練が現れて克服に時間を費やした設計期間が報われて行くような
力が出てました!
人の力強さに支えられ
時に先が見えない状況で人に向き合う事もあったけれど、あと1か月で漸く竣工を迎えられそうです。
関わってくださった大勢の職人さんそして代理人さん
いつも良い方向へと手間を惜しまず進めてくれるありがたいチーム
ここまでこれたのも皆さんがいたからです。
あと一息ですが最後まで油断せず進まなくては!
公である責任と法的根拠
法令集を片手に人に聞きながらまだ試練はありますが
本当にありがとうございます。
外国人が道路で建物と一緒に記念撮影している姿をよく見かけるのですが
木造で大開口に垂木表し外部に木を使っているのがどうやら「日本的」な建築に見える様です。
足場が外れたH1棟は高低差を生かし先人の積んだ石積をいったん撤去し躯体コンクリートを打設後
戻しその石の部分を寝室から石庭とする事に苦心しました。
庭蒼さんが庭を整えてくれる春が早く来ないかな。
積雪が増えるとスキー場は助かりますが本当に寒さのピークで
現場は苦労しています。
寒い中の仕事
ありがとうございます。
2007年秋の地鎮祭の写真です。
この時は小さくてやんちゃな子だったことを思い出します。
先週の事「光の舞う家のYMです。建築の事で進路の相談があります」と電話があり
夕方電車でやって来た成長した青年。
前期日程で具体的にどこの学部で何を学べるかをメモをとりながらしっかりと自分のビジョンも語る姿に
こちらも将来を描き明るい未来を見つけました。
そして昨年末にオープンデスクに大学生から院生時代まで来てくれたT君が就職し2年
一級建築士に合格しました!と便りもあって
本当に嬉しいことは突然やってきます。
予定した再会は体調もあり残念ながら次回になりましたが
20歳だった当時のT君の姿を思い出し
目標に向かって進んで行った姿勢にこちらも力をもらいました。
今年1月から建築でフィンランドに留学した2006年の施主さんの子も・・
若い世代に負けない様に私たちも更に頑張ります!
今住まいを考える時には
エネルギー問題もあり断熱性能が最重要となっています。
それ以上に大切な事は
日本は地震のある国で「南海トラフ」の確率が高く
広域にインフラ、生活に影響を受ける予想があり
現実に起こる未来として私たちが常に向き合う事だと思います。
住まいの耐震性を確保する事は大前提で
避難路の確保、食料と水の備蓄
常に意識しつつ生きていく時代になりました。
自分達も何も準備が出来ていないので
今年は気持を引き締めて準備して行きたいと思います。
昨日無事に11月の引き渡しが出来て
怒涛の11月を何とか乗り切りほっとしています。
3棟ともに
土地探し、予算削減やウッドショックなどあって
3年から4年の長い期間のおつきあい
地鎮祭からでも約1年
みなさんの明るさと強さで本当に良い家が建ちました。
また工務店さん職人さんに心から感謝申し上げます。
ネコ騒動で本当に右往左往して皆さんに心配をかけ
打ち合わせの日程変更まで
大事件があった月でもありました。
平和な日常に戻れたこと本当にありがとうございました。