長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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平屋ですが変化に富んだシークエンス
建築でいうシークエンスは動いていく事で見えてくる景色
眺望を取りこむことが難しい場所では内に取り込む場所と風景をつくることが
要となります。
連続する開口そして広がる空間
窓から見える余地と隣地との隙間の中にみえる日常や自然 空や草
設計した私達も想定をしながらも
ひとつひとつに驚きと豊かさを感じているので
住まいしてからのご家族にとって
そこに見出す日常が少しでも豊かになるように
まだ出来ることを考えています。
今年の7月も年中行事の季節を慌ただしく過ごし
これから気持ちを落ち着けて深呼吸しながら第二章へと進んで行きます。
秋着工に向けて細部の検討
そして考えるばかりで手が動いていない計画を練りこんでいく時間
頭の中は建築巡りができないストレスで一杯。
妄想したあの空間そして撮りためた写真の場所へと再訪したい強い思いと
もやもやは皆が持っているので我慢我慢です。
友人の庭に住み着いたカナヘビ君の存在がひたすら羨ましく思え写真で癒される日々。
塩尻市の平屋では内部木工事完了し外回りへ進んでいます。
塩尻市で大きな分譲地に残された変形地
間口が狭く普通のPLANがおさまりにくい変形地ですが
絶妙な空間できそうです。
中に入ると扇状の広がりがあり
その先へ繋がる視線の抜けが楽しい平屋
内と外の印象がまるで違います。
8月竣工予定
塩尻市の平屋では外部木工事中です。
賑わいのある観光地の様子をTVやNETで見てほっこりとしているのですが
私たちはと言えばやはり毎日が通常通り
実家の草退治と気持ちにほんの少しだけゆとりがあるのがいつもと違うという感じです。
事務所の考えにもあるのですが個人的な利益よりも公共や不特定多数の人のために
人生を捧げ昼夜を問わず奮闘されている方々がいます。
それは明るく太陽のような人であり
そして物静かで多くは語らずともそのオーラで
一度会っただけで
何かを伝えてくれるひとでした。
一瞬でもほっとする場所を
そして安心して安全に暮らし
長く活躍してもらえる場所を共に創りたいと感じました。
春になり着工中の現場が進んでいます。
塩尻の平屋は上棟し屋根にルーフラミテクトを葺き
松本市の現場も基礎工事中
安曇野では今月末の上棟準備に大工さんが刻みに入って行きます。
宿泊施設の計画も見積もり依頼中
新しい計画と小さなご依頼もあって毎年の事ながら
春先は冬の間思案して来たことが実を結ぶ喜びの多い時期です。
木造住宅の安全性や構造計算のことなど
ニュースなどになりますが不安に感じた方は是非設計専業の設計事務所の現場に
脚を運んでください。
構造も安全性も機能もバランスを考えながら第三者の立場できちんと現場も監理していきます。
食の安全性と共に住の分野では地域の資源や人を生かすそんな小さな事務所が一番安心ですよね。
クレーンが入り棟上げしました!
長い事お待たせしてしまいましたが
この時代に長野県産材を使った平屋を
建てられる喜びが湧き上がって来ました。
本当におめでとうございます!