薫風の二世帯(還る家VOL2)
2018年8月 辰野町
緑に囲まれた場所に建つ完全分離の二世帯住宅です。
敷地は南東の交差点に面しかつ北側の道路には1.5メートルの高低差があります。
北の敷地にガレージも存在し敷地内の関係性と残す蔵、離れ(能楽師の教室)敷地内外の関係性を整理
完全分離二世帯ですが、パブリックな玄関とプライベートな玄関は二世帯が共通して使いそれぞれの収納スペースを隣接しています。
親世帯と子世帯、間に中庭と3つのゾーンを3つの高さで構築しプライバシーを守りながらお互いの存在を感じられるロの字型の平面としました。
高低差をつなぐステップは緩やかな干渉帯となり北の桜を取りこむ開口と半クローズのワークスペースと遊びと繋がりを生む場所と考えています。
親世帯の1階のリビングの大開口からは庭とテラスを設け子世帯のセカンドリビングからは丘陵地の眺望とテラス
どこにいても自然の恩恵を感じ外と繋がり変化を受け入れた住宅となりました。
Detail
用途 | 専用住宅 |
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概要 | 木造二階建て 210,74㎡ |
所在地 | 辰野町 |
完成 | 2018年8月 |
施工 | 神稲建設株式会社 |