Nov 20, 2021
まち路地再生のデザイン
松本市で計画中の模型この集落で二件設計できたことで
開口を向かい合わせたり意匠を一部そろえたり高さを低く合わせて
路地をつくることができました。
私たちが設計する上で一番大切に考えていることは
敷地のある周辺環境に向き合う事です。
高度成長と共に日本の20世紀の中で消えてしまったもの路地
あいまいな境界
ひととひとがつながり子供たちを地域で育てる路地の広場や空間
例えば設備や
内装は後で変えられますが敷地や周辺に対しての在り方は
あとから変えることができません。
何を思って計画を進めているのだろうかと予算調整の中で考え直す機会が多くなり
振り返ると
私たちの信条はまちと共にあると再認識できました。
路地に学ぶ生活空間の再生術
彰国社
2010年初版