Nov 08, 2021
笙の家地鎮祭
安曇野市で地鎮祭を行いました。
天候にも恵まれて執り行うことが出来たこと
様々なことに感謝しています。
東京からUターンされた施主のTさん
一番大切なことそして故郷に戻った意味は
景色に恵まれた場所で四季を感じ日々楽しみながら暮らすこと。
そしてこの土地を選びました。思いに寄り添うべく田園風景に近景では既存集落、
里山から遠景の北アルプスまで一望できる敷地に何度も足を運び
外観も景観に馴染む形態を第一に考えて来ました。
景観条例により隣地と道路からの離隔をとり当初考えた案はもう少し家の角度は緩やかで
もう一案として家を曲げす素直に道路に並行した直PLANを経ての形です。
南西側に向かう大開口
何処にいても景色に守られるようプライベートエリアとパブリックの柔らかな境界に
116度という導きだした角度を付けたことで日差しをコントロールしながら
シークエンスと共に日々を思い切り楽しんでいただけます。
鳳凰が羽根を休める屋根の形が田園風景の中に馴染んでいく。
緩やかに変化をしていく内部空間の吹き抜けは
もうひとつの美しい景色をつくっていくことでしょう。
最初からぶれずに進んできたことで
真っ直ぐなコンセプトに向かった建築
日々に寄り添いながら
風景と共にあること安全で安心に末永くここで暮らせますように。
本当におめでとうございます。