長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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配筋検査
見えなくなる部分
基礎配筋検査を行いました。
施主本人が若いほど長期スパンでその家を考えなくてはならないと思う。小さな10万円の積み重ねの差が10年後の安全を左右する。予算削減で苦労するけれど基礎削減は施主の要望でも余程でない限りお断りです。
基礎にしても構造にしても素材にしても30代なら今から50年は耐久性を維持しながら
メンテをし改修しても住み続けられる家が理想で人件費や鉄筋もコンクリートも10年前に比べかなりコストアップ厳しい時代にあって見えない構造のクオリティが
その家のコストを大きく左右するのも事実です。
逆スラブ鉄筋ピッチ連続性補強筋床下暖房が増え床下空間の空気の流れが暖房効率には不可欠ですが構造強度の基本である基礎立ち上がりと鉄筋の連続性を疎かに出来ないというのが私達の現在の結論です。