長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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山形村のご実家の敷地内でも地盤調査を行いました。
速報でほぼ良好!の結果に一安心です。
家族の歴史、親戚のみなさん、ご両親の思い出が詰まった蚕屋を解体してから早いもので2週間、
過去の思い出とお別れは辛いものですが
それは新しい生活への始まりでもあります。
漸くみんなの気持ちがまとまって
大きく前進という雰囲気になって来ました。
人はわすれるもの
少しちゃっかりしているもの
家族の歴史をこころに刻んで今日も新しい時は動いています。
雨もやみました。
何かがはじまる予感。
それはそう~まちづくりも~住宅も
最初の一歩はつらいこともありますが、乗り切った後の喜びは更に大きいものですね。
塩尻市の「種と実を結ぶコートハウス」で
地鎮祭を行いました。念願のコートハウス本当におめでとうございます!!
塩尻から塩尻へ住み替えのお施主さん
予算調整も今までになく?スムーズに進み今月末に着工予定です。
リビングとダイニングから庭へとつながりキャンプをしたり、家庭菜園も楽しみな二人の子供達が思う存分遊びまわれる家になります。
昨年よりハードな日々を送りましたが
Sさんはじめ、私達はいつも寛大なお施主さんに
助けられ、癒され、ここまでやって来られた様に思います。
これからもずっとよろしくお願いします。

「武川の家」のお施主さんから写真を送って頂きました。
スタディーの窓から切り取られた、”甲斐駒ヶ岳”と”さくら”

スチールプレートの棚に飾られた”さくら”もいいですね。

まだ行けていないので、このところの雨で散ってしまわないか心配です。
3年前に竣工のCAFE併用住宅です。こうした落ち着いた雰囲気のご依頼が増えてきました。
昨日は雪!
本当にびっくりしました。茅野の現場打ち合わせも薄着で行ったらたまりません!
気象状況が変わって来てしまい
折角の桜の花も美しさを充分発揮できず残念。
以前は4月の終わりころ、梅も桜も木蓮も一斉に花を咲かせ
その美しさに信州の春の訪れをと故郷の良さを心から味わっていたのでした。
昨日、塩尻のコートハウスの見積もりが出て来ました。
次は!?どきどきする日が続きますが
そんな日々を楽しみます。
昨年より民間まちづくり事業組合をたちあげ四苦八苦しながら、いろいろな人にお世話になり
漸く一件目のミミ―雑貨店が4月18日に仮オープンを迎えます。
偶然にも翌19日は新月です。何かが始まる予感がします。
何故大門でまちと関わるのか?色々な方に聞かれますが
それは「記憶」があるからだと思います。
記憶って特定される場所によるものではなく行為そのものの事ですね。
昨日、高校時代からの親友たちとお花見に行きました。
全く気が付かないで仕事でお付き合いしている女性が実は高校時代他のクラスだったこと
そしていつも親友の一人と仲良くしていて私も何度も逢っていたことを
最近になり知ったんですが、彼女の事を中々思い出せずにいました。
「まっこさん」
彼女のニックネーム。
昨日、この一言で高校時代の彼女の顔やしくさや服装などを鮮明に思いだした事が
とても不思議でした。
そして
~人の記憶は五感全部で作られていくもの~
そう強く認識した出来事でした。
まちについて
まちで暮らす、買い物をする。過ごす。
その記憶は建築などの静止画によるものだけではなく、香り、おと、行為、そしてふれあいなど
ありとあらゆる事柄から私達のからだとこころの中に引き継がれていきます。
私に限らずひとがまちと関わり
まちで人と会うそしてふれあう事はひとつの創造行為。
月の満ち欠けの様に太陽と月が重なり満たされて新しい月が生まれていく。
それが生きているまち。
生命の躍動そのものを感じる場所がまちなんですね。
