長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
ブログ
BLOG
昨日とは打って変わって、朝から小雨模様。
屋根組の下地が天井の仕上げとなるため、丁寧かつスピーデーに施工しなければなりません。
断熱材と通気層の確保と手間がかかりますが、やり直しがきかない大事なところ、
大工さんも十分納まりを理解しているものの忘れていることは無いか先読みをしなければなりません。
雨の様子を見ながらの作業が続きます。
休憩も念のためブルーシートで雨養生しています。
「くるむ家」は梅雨明けの暑い日差しの中、上棟を迎えました。
既存の桜の木が丁度いい具合に収まっています。
梅雨の影響もあり、なかなか思うように捗らなかった基礎工事も終わり、週明けから土台敷きを開始します。
今日はその前の打ち合わせをお施主さんと行いました。
来週は、雨が降らないことを祈りたいと思います。
佐久で計画中
好きなもの ジュゼッペぺノーネ
ゲルハルトリヒター
若林 奮
青木 野枝 さん….
曖昧な境界
独自な感性とこちらも楽しく計画しています(奥さんはオトナ)
帰宅する道すがら電話を頂き塩尻でまた一件、進んで行く事になりました。
塩尻に事務所を構えて5年、漸く地元の方にも少しは認知していただく事が出来てきたのかな?と
感じました!
母屋のある敷地の横に建てる住まいは
調整区域という事、諸条件との折り合いなど
克服していく部分が多いのですが
親孝行なお施主さんご夫婦と野球少年な息子さんの家を創っていくのが楽しみです。
松本の現場
アプローチを兼ねた塀にはベンチがあります。
こうして家族で使ったり、そして向かいの90歳超えのご婦人が使ってくれたら
願ったり叶ったりで嬉しい装置です。
ベンチの上四角い窓からは隣の敷地の学校の渡り廊下が抜けて見えるような
場所になってます。
そしてここでは
現場に居ると合唱の練習が聞こえて来る事もあり
心が洗われるよう。
涙が毀れそうになった日もあります。
あの頃の純粋さをいつの間にか
忘れてしまっている私たち。
幸せって案外近くにあるものですね。