長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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土日と関東よりフォトグラファーのIPPEI SHINZAWAさんにお越しいただいて
「うちにわ そとにわ」
「東雲色の家」の撮影を行ないました。
不安定な天候の中土日だけ晴れ、お施主さんにご協力頂き
丸一日かかり撮影をしていただきました。
お施主さん本当にお疲れ様です。
この写真は私達の撮影した素人写真です!
OLIMPUS PEN

CANON EOS
納品して頂けるのは2週間後との事ですが画面よりのぞいただけの写真の中から
「光と影」「曖昧な境界」「時間の流れ」を見ることができ、感動しました。
写真とは一瞬を切取る時間との闘い、影の見え方、光の入り方そして風の向き一瞬の違いで大きく変る、その
一番良い輝きを逃がさない間との真剣勝負、1人で走り機材をセットし空間を整えるそして自らを整える
その姿勢に
2年前に独立された直後にお願いした時から、かなり進化されたな..なんて感じて
IPPEIさんから沢山の刺激を頂きました。
基本計画を練ってます。

昨年竣工した安曇野Stepsで一年点検
子供達と「学校の怪談」を階段で読んでます。
やはり取手のゆれや建具などの部位に調整項目出てきますし外部塗装は早めのお手入れする事で劣化を遅らせることが出来ます。がなかなか皆さん手が廻らないようです。
外周りはこちらももこもこの下草が!育ってきてます。本当は事務所もこうしたいのですが伸びすぎた芝生などやる事は沢山、また畑の草も退治しなければならなくなってお尻に火がつきました。
茅野の向う、武川での計画、山の稜線、そして樹木をどう取り入れられるのか一日かけて検討しました。
まずは、想定するゾーニング(部屋の位置)は大体、決まってきた事もあり敷地内のどの場所に
メインのリビングを持ってくるのか、その際に樹木はどう室内から見えるのか?また屋根との関係を検討します。

また雲から顔を出した甲斐駒ケ岳を室内にどう取り込むのか?そして室内のフロアーレベルからどう見えてくるのか、脚立に乗って細かく検討。

建ててからどう外部との関係性を保ち生活の一部とする事が出来るのかを考え、予測しながら一日敷地を歩き回ることは楽しい作業でした。
昨年の松本市のオープンハウスに日程があわず後日見学に来て頂いたので
どうなったのかなぁと心の隅にしまっていたSさんより
いろいろと悩んだ結果、私達の事務所に設計をお願いしようと決めました。との連絡が!
これは嬉しい。というのも景観が素晴らしい場所の計画も遣り甲斐がありますが
条件が厳しいほどまた違う喜びがあるものです。
正に条件が厳しい市街地での計画、どう視線を遮るか、生活を守り豊かに暮らす工夫をするのか。
克服する課題が多い場所です。
春になり、嬉しいニュースが続き有りがたい事です。
その際にお世話になった「うちにわ そとにわ」のお庭のメンテに三楽さんがやってきてくれてました。
うちにわの中は下草がもこもこに茂り出し、豊かな空間に..「草むしりと思ったものの山野草との区別がつかず
一目退散」それでも三楽さんには迷惑を掛ける結果に…
毎度すみません。


