Apr 19, 2021
エロイーズカフェ(旧ハーモニーセンター)
2021.4.13
建築家吉村順三 1983年 旧ハーモニーホール
アメリカ人エロイーズ女史が日本の子供たちに音楽を楽しんでもらいたいとの意図で
つくられた建築
老朽化し取り壊しの危機がありエロイーズカフェとシェアハウスとして運営されています。
周囲の自然との調和と緩やかな高低差を持つ敷地を生かした
本当に自然の流れの中で存在する建築でした。
内部は緩やかなスロープはレーモンドから受け継がれステージに導かれるように
構成されている。
建物は意図を変えると印象も変わる。ハーモニーホールだった時に訪れてみたかった。
構成のすばらしさやディティール、自然との調和の素晴らしさは失わなくとも
生きていく建築にはルイスカーンが言っていたように「存在する意思」が必要なのだと感じた。