長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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共という意識
昨日の続きです。敷地の横が学校という環境の中にあり道路に沿った長い敷地は道と学校と挟まれる形でした。生活スペースを守る様に庭を隠す塀を建物と連続させ、また玄関をリビングとの間に土間として考えました。
道路に沿った塀には開口を設けたベンチを設置し、当初はご近所の手押し車の年配の方に使ってもらえればと考えたものです。その後、今は違う年配の方が散歩の帰りに使ってくださるそうでコンセプトも生きていました。
こんな時ほんとこの家を設計して良かったと感じます!!最高に幸せです!
裏も表もなく、道路であっても気持ちよく日常を過ごして貰えればみんなが幸せです。住宅は個人の資金で建てられますが、まちにあっては共=みんなの景観です。「ミンナノハコニワ」はそんな気持ちで設計しお施主さんもそれに応えてくれて寛容にそして庭を育て地域の環境をほっとする場所にしてくれていました!本当にうれしいですね!