長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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ここの処、寒さがゆるみ現場も順調です。
消費税が10%に上昇した事に伴う住宅分野の優遇措置の締め切りや補助金の締め切りが年度末の3月。
会社としては9月決算ですがそうは言っても確定申告もあり
税理士さんは毎年3月は顔色が優れないにも関わらず毎年変わる税制と消費税の件もあり今年は一層大変そうです。
対応に追われる官庁や公の仕事をしてくれている担当者もこの時期はピリピリしていて気の毒な雰囲気でいつもは年度末を意識しない私達も今年は否応なく3月は期日順守をしなければならない仕事があります。
塩尻市で工事中の住宅は足場が外れました。
加工から苦労してくれた大工さん根羽村さん屋根やさん
勾配が4方向で異なるヒノキの柱を中心とした寄棟の屋根は日本の風景に馴染み
どこか懐かしく可愛らしいまるで祖父母のような佇まい。
大町市の住宅です。林業を仕事にしている施主さんはIご夫婦共 Iターンそしてアウトドア派雪が少なくて良かったなと思いがちな信州人の私と違いやっと冬らしくなって!とボードに出かけている様子です。
小屋があり
東の田園風景と馴染む外観軒下空間もあります。3月竣工予定です。
12月で引き渡しさせて頂いた松本市の家は神社の欅が象徴的に窓から見える家です。
1月になり新しい楽しみな計画がはじまりました。JIAの会議からやってきた?と思われる「高熱が出て本当に苦しい!」インフルエンザA型に二人してかかってしまいました。ノロウィルス、肺炎そしてまだまだインフルエンザと最近は空気と水に予断がならず換気空調を考えていかなければならない時代です。
それもあり毎日があっという間に過ぎて既に2月。
1週間は誰にもあわずご迷惑をおかけしましたが無事に全快!体調管理に気を配り今後はお休みをきちんととります(何しろブラックなもので→死語)
ワークバランスを整えて生活を大切にしていきたいものです。
昨年の1月6日に新月伐採したヒノキ材は
家の中心にすわり
唐松の柱は加工を経て板材になりキッチンカウンターテーブルとして毎日暮らしの中で生きて行きます。
1年以上の年月をかけて漸く人の手を経て使う事が出来る木の命を大切にしていきたいものです。全ては繋がっている者と感じる日々
詩人白井明大さんによる、二十四節気七十二候の歌こころカレンダー
を最後の一枚をめくると春の訪れと共に終わってしまった寂しさを心から感じ、今更ながら季節毎の言葉に慰めてもらったり気が付いたり日常の一部になっていたことを思い知りました。
しかしどこを探しても売り切れで今年のカレンダーは諦めるしかなさそうなのでまた来年は見逃さず買い求めようと決意を固めたのでした。このカレンダーは2月4日の立春始まり、上から節気、時候、そこに当てはまる日付が並び、最後にその季節に合わせた白井さんの歌が詠まれます。その言葉に励まされていました。
今年は問い合わせを多く頂きますが
土地がなかなか見つからず長期的なおつきあいが続いています。
条件の良い敷地は分譲地、建築条件付き、建売の家になり
そうはいっても個性を生かしゆとりをもっての暮らしは
難しい状況にあると実感します。
その中でも
マメにマメに探しているうちにきっと巡り合うことを信じて
進んで行くしかないですね。
長野市の住宅がまもなく竣工を迎えます。
建築条件付きの土地でしたが
施工会社がきちんとしていたため設計監理をSTUDIOAULAで施工は分譲した会社にお願いしました。
稀にそんな事もあります。
諦めない気持ちが大切なのかもしれません。。