長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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3月14日事務所開設20年を向かえました。
まわりに環境にご先祖に施主さんに職人さん施工業者さん関わってくださる税理士さん
ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
20年前のわたしたち 開智の小さな古民家を借りて独立
何も考えず行き止まりの途の先
誰も来ない。誰にも知られず(そんな性格)静かでいいね!と思っていた。
細い若いかわいい(吉田が)
自営業はそんな甘いものではないと直ぐに気が付き
通帳の残金を見ながら仕事を探す日々
自己アピールや視認性の良い場所で看板?HP?とふたりで考えつつ
この時から事務所のかたちを整えながらゆっくり進んで来ました。
急な展開で仕事が増えたのはやはり自宅を建てた時がきっかけです!(必要にせまられ)
先週よりコロナにかかり高熱で1週間 打ち合わせやもろもろを延期頂きありがとうございました。
その影響で副鼻腔炎になり鼻がもやもやしていますが元気です。
不思議なことに高熱で休む毎にまた新しい挑戦や試みへと進む
それをこれまでも経験してきました。
一歩足を踏み出して慎重にそしてやりたいことに向かって挑戦をしていこう!
それぞれの居場所のある住まい
そして一度はじめて撤退した「小商いと共にあるまちづくり」もゆっくり。

2001年に信州に帰り、心を整える必要性から
上田市のお寺に座禅に3年ほど毎週通っていました。
住職になりたての若い和尚の周りには面白い人が集まり
劇団の演劇を皆で応援し上田公演を手伝ったことや出張座禅会で飯山の禅寺に
行ったこと出会った人のコンサートなど
出会いから今も良い友人がいます。
私にとって精神的な恩人であった
和尚が59歳で急に亡くなられ13日に葬儀に列席しました。
いつでも逢えるいつか逢えると考えていても
今生の別れは急にやってきます。
また次の世界で活躍の場があるのだと仏教的に考え
住職とのお別れと共に今を精一杯生きる事を
毎日の大切さを思い知りました。
ランドスケープ
大きな意味で言うと風景、景観、地形
SNSで流れてくる写真や建築のように
素晴らしい住まいでも
どの場所でもどの地域でも同じというわけにはいきません。
長野県は日照率が高く冬の寒さ厳しく夏の暑さも昼と夜の寒暖差があり
厳しい条件に耐えていくことが求められます。
写真に使われている素材はどこの場所で生まれどう使われているのか。
その建築 ランドスケープにある思考と思想はどこにあるのか。
設計者の思いを込めて創ることが良い風景を良い建築を残していくことになると
日々感じつつ仕事をはじめています。


写真:砺波周平
昨日は新しい相談にお越し頂きありがとうございました!
アウトドア、サウナ、キャンピングカーそして仕事と生き方が
上手く繋がっている形に共感し
庭とつながってシンプルでありながらどこか土の香りのする暮らし方
そして私達の住まいを気に入ってくれて
とても嬉しいお話しでした。
OPENHOUSEでも知らず知らずのうちに
OB施主との繋がりから
そして
面白い計画、楽しい人が続いていることに感謝しかありません。
また苦節30年の勉強はお施主さんに応援とご理解をもらって
今年実を結ぶように相棒と一緒に必死で喰らいついていきます!

茅野市の丘陵の家
移住して2か月
東京から移住して本当に良かったとしみじみお話しありました。
子供は自由に走り回る環境があれば幸せです。
昨日は夏越しの大祓いは平安時代からの伝統行事で
私たちは4年目となりますが大町八王子神社へ
土曜日の夕方
多くの家族が茅の輪をくぐって半年の穢れ祓いをしていました。

8月4日(土)小諸市でOPENHOUSEを予定しています。
詳細はサイトにてお知らせします。
