ツチノコノイエ(併用住宅)
2010年 安曇野市
安曇野に安住の地を感じそれぞれに移住し共に歩むご夫婦と犬の為の併用住宅
緩やかな勾配のある落葉樹の林の中の敷地はなるべく木々を残しながら、勾配にそって三つの要素の箱をゾーニングしました。
敷地の隣には安曇族の古墳群があり、大地の守り神ツチノコをイメージし土地と一体化した外観から計画を進めました。
南面は落葉樹を取り込む大開口、道路に面する東面の窓は見え方と通風、光の入り方を捉えるように現地で配置を決めました。
秋になれば落葉とどんぐりの落ちる音、春には深緑、そして冬の壮大な景色と寒さ
それぞれの季節毎の楽しみとゆっくり向き合える暮らしの豊かさを実感できる場所となりました。
Detail
用途 | 工房併用住宅 |
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所在地 | 安曇野市 |
完成 | 2010年 |
施工 | (有)建築工房 時遊館 |